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高校生の朝

どうも作者のシキタです。

高校生の日常を面白可笑しく書いていくのでよかったら読んでください!

高校生活をご存知だろうか?

まぁ、字の通りなんだが。

誰もが一度は通る高校での生活。

そんな生活に君たちは何を求める?

勉強?

部活?

はたまた恋愛か?

まぁ、どれをとってもその人の自由だ。別に間違いなんて無い。

だか、俺が求めていたのは平凡な生活だ。

だから別にトラブルが起きて欲しいわけではないんだ。

これは、俺こと、【相坂 竜二】(あいさか りゅうじ)が高校で過ごした三年間だ。


《俺の高校生活はこんなんでいいんです。》



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジリリリリリ!ガチャン!


誰もが朝を快適に起きるために作られたはずの目覚まし時計。どこの家でも朝になると必ずと発生するこのイベント。


ジリリリ!「っ!」ガチャ!!


「う…ん」



そんな朝のイベントもさっきから鳴っている目覚まし時計の持ち主である、相坂 竜二にももれなく発生しているのであった。


ジリリリリリ!!バン!


さすがに耐え切れなかったのか、竜二は鳴っている目覚まし時計を手に取り力任せに地面に叩きつけた。


「っ!だぁぁ!もお!何回なってんだ!このパンコツ時計ィィィ!」


ジリリリリリ!!!


「いや!?なんでなってんのぉぉぉ!?ホラーかよ!この作品これからギャグ作品って事でしてこうと思った矢先だよねェェ?」


コンコン


竜二がメタ発言をして、一人で盛り上がっているとだれかが部屋にやって来たのかドアからノックの音がした。


「あっ、お兄ちゃん?起きてる?」


どうやら中学2年になったばかりの妹、真優まゆが起こしに来たようだ。

ちなみにこの妹、容姿端麗、学業優秀、黒髪ポニーテールと最強テンプレ少女だったりする。


「おお!真優!聞いてくれ、なんとあの目覚まし時計めでたく妖怪の仲間入りを果たしたんだ!」


竜二が鼻息荒くしながら事の顛末を話す。


「え、なんだぁあんまりびっくりしてないんだぁ〜、そのお兄ちゃんが言ってる妖怪ってあたしが昨日友達からもらった機械を埋め込んだものだよぉ〜。」


真優はさもがっかりした顔で言った。

どうやらただのイタズラだったようだ。


「驚かせんなよ!ついにこの前友達にもらった、妖怪ウ○ッチの出番かと思ったぜ…」


そう言いながら腕にはめていた時計らしきものを外した。


「ところで、お兄ちゃん。時間大丈夫なの?」


そう言われ時間を確認する。

時刻は8時。

登校時間は8時20分。

家から学校まで10分。


「やべぇ!飯食ってる時間ねぇ!真優!にーちゃん着替えるから部屋出てけ!」


すでに上の服を脱ぎながら言う。


「えっ?お兄ちゃん、真優は別に…気にしないよ?」


「いや!やってる場合じゃないからぁぁぁ!!」


こうして俺の高校生活は始まる。

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