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壊れ物、抱くようにして眠る

作者: 江角 稚

久々の詩です。


胸に突き刺さるようなインパクトを、皆さんに与えられますように!

私を写したのは

鏡ではなく


透き通る 貴女の心のような

窓でした


青い空が 何処までも

続いて行きます




晴れたビー玉の色で




ひび割れたビー玉が覗く




私の未来など

簡単に見透かされ


ひび割れがまるで

嘲笑うかのように




流した涙は

脆く 儚く


壊れやすくて

守りたいもの




尖った硝子の破片は

私の胸を突き刺す




床に溜まるるは

滴る血なのか

流した涙か



タイトルは

"見透かされた未来"と言う

滑稽なオブジェの一部となって




血と涙を流しながら

硝子を突き刺した私は

永遠の眠りにつくのです

いかがでしたか?


皆さんの心に、何か残れば光栄です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 鏡、窓、ビー玉、ひび、未来、そして眠り。 そのすべてが一体化しているすごい作品だと思います。 「鏡は自分を映さずに、ひびは未来を示す。」 そんな儚げな姿がとてもよかったです。 ありがとうござ…
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