ep9.君の世界。俺が始める物語
ようやく魔王討伐が始まる。
負の連鎖。心を壊す彼女。偽物の愛。
その全てが終わった時、燐は、貴方はどう思うのだろうか?そして今、世界が広がる。
俺たちは魔王城へと向かうため村の先、
惑いの森へと向かう。
「ここが森か……」
「なんだか、ものすっごく不気味ですね」
メディはおどおどしていた。
多分こいつらならいけるはずだが……
そして俺たちはそのまま入って行った。
この森はとてつもない霧で覆われており、
特殊な魔法がないとほとんどは攻略不可能だ。
しばらく歩いていると、後ろにいたはずのメディたちが消えていた。
「はぐれたか」
俺はそのまま森を抜けようとする。
その時、目の前に人がいた。
「……メディ!」
俺はその方は走ってゆくと、そこには絶対いるはずのない人物がいた。
「久しぶり、燐」
路歌は少し微笑みながらこちらへと来た。
「みち……」
バタンッ
その時、俺は倒れた。
意識が朦朧として、体も動かせない。
「こいつ、こんなにも騙されやすいのねぇ!」
路歌だったものは、この森の魔物、ゴーストだった。
あれは姿を現し、俺をみて大爆笑していた。
こいつらには、2つのタイプがある。
1つは記憶の中の人物が反映されるもの。
2つは姿形だけを真似しているもの。
これは後者の方が強い。
そのまま俺は倒れた。
スキル発動<ロード>実行完了
「なんだか、ものすっごく不気味ですね」
メディはおどおどしていた。
多分こいつらならいけるはずだが……
そして俺たちはそのまま入って行った。
この森はとてつもない霧で覆われており、
特殊な魔法がないとほとんどは攻略不可能だ。
しばらく歩いていると、後ろにいたはずのメディたちが消えていた。
「はぐれたか」
俺はそのまま森を抜けようとする。
その時、目の前に人がいた。
「……メディ!」
俺はその方は走ってゆくと、そこには絶対いるはずのない人物がいた。
「久しぶり、燐」
路歌は少し微笑みながらこちらへと来た。
「お前は誰だ!」
「路歌だよー」
俺はナイフを取ったが震えて動かせなかった。
そう。俺は初めて恐怖を体感した。
そのままあっけなく死んだ。
スキル発動<ロード>実行完了
しばらく歩いていると、後ろにいたはずのメディたちが消えていた。
「はぐれたか」
俺はそのまま森を抜けようとする。
俺はその方は走ってゆくと、そこには絶対いるはずのない人物がいた。
「久しぶり、燐」
「ゴーストだろ!」
そのまま俺はアレを殺しにかかった。
だが俺の手は寸前で止まり、また殺された。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
路歌を似せたクズに
殺された。
そのうち俺の思考回路が、路歌に殺された。
そう錯覚し出した。
タスケテ……路歌。
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もうこれで何回目なのだろうか?
生き返るたびに最愛の人に殺され、もうメンタルも
ボロボロだった……
俺はそのまま森を抜けようとする。
俺はその方は走ってゆくと、そこには絶対いるはずのない人物がいた。
「久しぶり、燐」
「ゴーストだろ!」
その時、後ろからメディがやってきた。
そのままゴーストを吹っ飛ばした。
「リン様! 大丈夫でしたか?」
俺の思考回路はもうダメになっていた。
最愛の人に殺され、仲間が彼女を殺し、
リンは生きる希望が無くなっていた。
そして、初めての。
自殺を犯した。
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また自殺。
スキル発動<ロード>実行完了
今度も自殺
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メディが心配しても、苦しくても、目の前で最愛の人が殺されるのを見るぐらいなら、死に続ければ良いのではないか。そう考え始めてしまうリンだった。
そして?回目の死が始まった。
リンたちは魔王城へと向かうため村の先、
惑いの森へと向かう。
「……」
「なんだか、ものすっごく不気味ですね」
メディはおどおどしていた。
……
そしてリンたちはそのまま入って行った。
この森はとてつもない霧で覆われており、
特殊な魔法がないとほとんどは攻略不可能である。
しばらく歩いていると、後ろにいたはずのメディたちが消えていた。
俺はそのまま森を抜けようとする。
路歌にまた会うために……
「……路歌」
俺はその方は走ってゆくと、そこには何度も見たゴーストがいた。
「久しぶり、燐」
路歌は少し微笑みながらこちらへと来た。
だが俺はナイフを首に刺そうとした途端、ゴーストがナイフをはたき落とした。
「……なんで」
彼女は何も答えなかった。
その表情は無表情のようなのに怒りと悲しみを感じる、切ない顔だった。
「……なんでって聞いてんだよ! わかってるんだよ……お前は、ゴーストなんだろ。路歌じゃないんだ」
その時、彼女の唇が少し動く。
「私だよ。あなたの世界一可愛い彼女、路歌だよ」
俺はその手を薙ぎ払おうとした。
でも俺の手を掴んだ。
「いいや、私だよ。だってさ、こんな可愛い女の子が私以外にどこにいるんですかー」
そのまま俺は路歌の腕の中に包まれた。
その声も、性格も、俺自身のトラウマを呼び起こすとともに、安心感も出てきていた。
「お前、昔と何にも変わってないな」
「なんか悪いー?」
そして落ちたナイフを取り、俺に返した。
「私からのプレゼント、気に入ってくれたんだね♡よかった……」
そのまま俺は涙した。
嬉しかった。一時的でも良い、心の傷を埋めてくれた。
「そして、最後に一言。殺して」
その言葉は自分にとってとても重かった。
悲しい。そんな感情もあった。
「流石にバカな燐でも分かるでしょ。この体は魔物の体。だから倒さなくちゃいけないでしょ」
「いやだよ……なんでまた別れなくちゃいけないんだよ!」
俺は感情のまま否定してしまった。
「ダメです。君には魔王討伐って仕事があるでしょ。その為にはこの森を抜けなくちゃいけないんだから。一発、それで決めて。これが最後のお願い」
俺は無言で頷いた。
そのままあの子のナイフで一突き、ゴーストを殺した。
そして消える寸前……
「何度生き返っても、絶対に挫けないでね。貴方にはしっかりとした仲間がいるんだから」
その言葉は俺にとって、最大の応援だった。
ずっと見ていてくれた証拠だった。
そして森を抜けた。
その先にはメディとアインが待っていた。
「もう遅いですよ! なーにやってたんですか」
「別に良いではないか。死んでいないのだから」
「それもそうですね」
二人はクスッと笑いながら会話していた。
路歌は天国でも俺のことを見てるんだから、いい所見せないとな。
「じゃあ行くぞ」
「わかりましたー」
「了解だ」
俺たちの冒険ってまだ始まったばかりなんだな。
これから何が起こるのやら……
「今までありがとうね。これからも……」
「なんか行ったか? メディ」
「なんか言いました?」
こんちくは。たぬきです。
好きなのはうどん。うまいっすよね。
なんかこれ、作りながら泣きそうになる感じわかる人いる? いたら評価して!




