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まちがえ勇者の英雄譚  作者: たぬきうどん
君の英雄、私だけの英雄
11/11

繰り返す終り

巡狂瑠都へとついたリン一行。

彼に待ち受ける悲劇とは、彼の記憶を刺激する街並みとは、なんだろうか。

「君の英雄、私だけの英雄」巡狂瑠都編開始。

俺たちは惑いの森を抜けた先にある城下町「巡狂瑠都メグルト」へとついた。

「ここが城下町か......」

「リン様、()()()()()()ってなんですか?」

「城下町ってのは城の下にある町のことだ。そしてあの城がこの町のシンボルだな」

リンが指した先には大きく、日本のような外観の城がそびえていた。

リンはこれを見て、懐かしいような、悲しいような、複雑な感情が交わる中、

「お腹すきましたー! 早く食べましょうよ」

だが可愛らしくお願いするメディがそのムードをぶち壊した。


この町は昔、ただの村だった。だが突如現れた異世界人「村井臨太(リンタ・ムライ)」によって名もなき村はこの世界の5本の指に入る大都市へと成長した。(というゲーム設定だ)

そしてこの都市では、日本にあるものが多く、刀、蕎麦、カレー、トンカツなどがこの町の有名な料理だ。

そしてメディがうるさいのでひとまず昼食をとることにした。

「リン様! なんですかこのおいしいのは!」

「これは蕎麦だ」

「ソバ! すっごくおいしいです!」

メディのテンションが異様に高く、なんだかうるさかった。

美味いならいいが……。

少し苦笑いをしながらおいしそうに食べるメディを見つめていた。


ースキル発動〈ロード〉実行完了ー


「リン様、()()()()()()ってなんですか?」

メディがまた質問してきた。

「城下町ってのは城の麓にある町のことだ。さっきも言っただろ……」

()()()……? なんも言ってませんでしたが」

メディといるここは、この町の入り口だった。

そこで俺は気づいてしまった。俺は一回死んだ、同じ時を繰り返した事に。

「じゃあメディ。ご飯食べないか?」

「はい!」

メディはやっぱりつられた。

「なんですかこれ!?」

「カレーだが」

「カレー! すっごくおいしいですね!」

今回は試しに場所を変えて行動してみる。これで死ななければいいが……

相変わらずメディはいつも通りおいしそうに食べる。


ースキル発動〈ロード〉実行完了ー


「リン様、()()()()()()ってなんですか?」

やはりまた死んだ。

なんで死んだ、毒が混ぜられていたのか? それだったら先に食べたメディが死ぬはず……。

だったらどこかで死んだ? スキルのバグ? 俺はずっと考えた。ひたすらに考えた。

「……聞いてますー?」

メディの声で覚めた。進まなければ何も起きない。だったらどう死ぬか、だれが殺すかを探せばいい!

「メディ。昼飯と武器の買い出しするぞ」

「わかりましたー」

メディはなぜか不機嫌だった。


ースキル発動〈ロード〉実行完了ー


「リン様、()()()()()()ってなんですか?」

やっぱり死ぬ。時間差で発動なのか?

それとも誰かが時間を決めて殺そうとしてるのか? だがこの情報だけでも十分だ。

だったら感知マックスにするしかないな。

人間感知(レーダー)

このスキルは人間の気配を感じ取るものだが、使っていると頭が疲れるからそこまで使いたくないスキルの一つだ。

「メディ、あそこの店で蕎麦食べないか?」

「ふぇ!? いいんですか? やったー!」

「リン様! なんですかこのおいしいのは!」

「これは蕎麦だ」

「ソバ! すっごくおいしいです!」

メディのテンションが異様に高く、なんだかうるさかった。

美味いならいいが……。

少し苦笑いをしながらおいしそうに食べるメディを見つめていた。

そして……来た!

瞬時に感じた気配から来たものをつかんだが、これは……手裏剣? それと同時に気配が一つ消えた。

人間感知(レーダー)ー解除

「なんかいましたよ。 でも何でしょう……すばしっこいやつで、ここに来た時からついてきてました」

メディが真剣な顔で報告してくれた。やっぱり気づいてたか……。

「ひとまず追いかけるぞ」

「ソバどうするんですかー!」

「あとでだ」


俺たちは逃げたやつを追って来たが、気付くと町の路地裏に来てしまった。

「おいどこにいる! いいから出てこい」

そうして出てきたのは中高生のような人物だった。

「見つかっちまったのう……こんな小僧初めてだぞ」

少し笑いながらそんなことを言っていた。

「お前は何がしたいんだ」

「実はうえからお前を殺せって言われてんだ。しかもお前さんから感じるとんでもない()()()を感じ取っちまったら殺さなければならないってのが常識だろうよ」

「おとなしく死ぬわけにはいかないからな、抵抗ぐらいはさせてもらうぞ」

そして青年はこっちに向かってきた。

俺は咄嗟にナイフを取り出して攻撃を防げたが、衝撃が強すぎる……!

「これ防げるんか! 強いな小僧。だがこれは? 閃血弾(せんけつだん)

青年が投げた爆弾らしきものが炸裂し、唐突に視界が真っ赤になった。

失明したのか? だがその直後激痛が走った。

「ーーーーーーーーっ!」

痛すぎて声も出なかった。

「メディ! どこだ!」

そしてメディを見つけたが彼女は何とも言い表せない状態だった。

そして自身がどのような状態かもわかってしまった。

俺は、目が潰れていた。かろうじて見えるほどの視力が残っていたが、目の前は決して見たくもないものだった。そして頭もふらふらしてきた。

「さすがにこれには抵抗できなかったか。今までのターゲットの中ではよかったぜ! まあ来世があったらリベンジして来いよ」


ースキル発動〈ロード〉実行完了ー


こんにちは、投稿遅れました。新しいドデカストーリー考えるのって難しいですね......

しかも謎の人物に殺されてしまったリン君、どんな逆転劇を見せるのでしょう?

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