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第88話 織田宗家大陸にて井伊姫顔合わせ

1573年10月1日 9:00


三河国・岡崎城跡地・宿舎前


信長

「う~ん民衆の前で玉を握り潰し、先ずはプライドをへし折ってやろうと思っておったのだが・・・」


濃姫

「その必要はなさそうですね。それより早く収納しないと、本当に死んでしまいます。」


シュッポ!


「はっ!!?消えたぞ??」

「信康がバカ殿が消えた!!」

「どこだ!鬼畜を探せ!」

「せっかくデカイ石を持ってきたのに」

「おいその石じゃ死ぬだろ。」

「そうだぞ殺したら終わる。」

「じわじわと苦しめないとな!」

「家の親父は農作業していただけで、目障りだって腕を斬り落とされたウウ(涙)」

「見ろ立看板を!明日もここで磔にするそうだぞ!」

「よし、顔面に馬糞を投げつけてやる」

「俺は肥溜めの人糞だ!」

「止めろ臭くて近寄れん」

「そうかじゃあ俺も馬糞だ」

「口の中に詰め込むか?」

「鼻の穴の方が良いぞ、臭くてたまらんだろ!」


井伊姫

「めちゃくちゃですね。どれだけ酷い事をすればここまで憎まれるのでしょうや。。」


濃姫

「子育てを誤ると我が子があのような仕打ちを受ける。反面教師にするのですよ井伊姫。」


「えっ!私ですか?17歳の"元服"まで後5年。万千代は立派に育てたつもりですが、油断大敵でしょうや?」


「いいえ万千代では無く貴女がこれから産む"わこ"ですよ。ウフフ」


「御戯れを濃姫様、私も37歳になりました。こんな大年増が子など宿せましょうや。」


「まあ大年増などと心配いりません。顔も姿形も全く引けをとりませんよ、とても美しく魅力的です。ねえ貴方ふふ」


信長

「む、無論だ。。。井伊姫と余との子を作るぞ。。。」


井伊姫

「恥ずかしい・・・」

カアーーーー真っ赤っ赤。燃えてる?顔?

なんせ男性免疫ゼロ姫だから、昨夜の信長との同衾どうきんを思いだし、これでもかと顔が火照る。


「ではそろそろ参ろう余の側室全員収納に入っておる。井伊姫との初顔合わせだ。」


シュン!


**********


1573年10月1日


織田宗家大陸・東京地区総合基地

織田宗家城(織田幕府城・同等仕様)


99F展望レストラン皇帝閣下専用ルーム


織田信長・初代皇帝閣下

濃姫・初代皇后(正室)

お市の方・信長妹


(側室の面々)

坂氏の方(信孝母)

養観の方(冬姫母)

於鍋の方

あここの方

みいの方(美幸)

井伊姫(井伊直虎)


ずらり9人のランチである(汗)

今日は大日本皇国設立から10ヶ月で初の正室・側室勢揃い食事会。


序列をはっきりさせるため長方形の長テーブル。

上座に信長と濃姫

左筆頭・お市の方(信長妹)

右筆頭・みいの方(美幸)

左次席・井伊姫(井伊直虎)

右次席・坂氏の方(信孝母)

左三席・養観の方(冬姫母)

右三席・あここの方

左四席・於鍋の方


信長

「先ずは席次の話しだが、この中で余と唯一血が繋がっておる市が筆頭。

みいが右筆頭なのは織田家男子(翔平)の母親であるのと、その家に2倍の繁栄をもたらす"福の神"双子を出産したことだ。

また帰蝶と同じチート防御結界が使え、余と共に出陣し織田幕府軍を守ってくれるからだ。」


右筆頭を固辞していた美幸だが最後は濃姫に押しきられた。


「今日初対面の井伊姫が左次席の理由、井伊谷城城主として長年女戦国大名として生き抜いてきた。本名・井伊直虎と言えば皆も存じておろう。」


坂氏の方

「えっ!次郎法師様ですか?それは凄いです。」

於鍋の方

「あの有名な井伊谷の女帝!」

養観の方

「こんな美しい方だったなんて!」

あここの方

「全女性の憧れです。」


信長&濃姫テレパシー会話


『帰蝶の言った通りだ、坂も養も鍋も先週の"お渡り"からすこぶる機嫌が良い。

前もって席次を話したが、そんな些細な事よりお渡り頂きありがとう御座いますと言われた。。。』


『当たり前です。お渡りになるのも大事な勤めですよ。産婦人科には私と市に、あこちゃんもいますから。

戦国の常識、30歳以上が高齢出産なんて有り得ませんので。励みなされ!』


『おっおお~(汗)』


信長

「それに市が生まれる前、余と井伊姫は出会っておる。だからこの中で最も長い付き合い、余の一目惚れ初恋の相手だ。」


みいの方

「まあ、皇帝閣下様の初恋相手ですか。だからこんなに麗しいお方なんですね。素敵です井伊姫様。」


井伊姫

「もうみいの方、年寄りをからかわないで(顔面真っ赤)」


みい

「そんな!瑞々しい美しさ。今度一緒に濃姫様の美顔ケアに行きましょう。何時もあこちゃんと通ってるんですよ。」


井伊姫

「美顔?ケア??何か面白そうね、是非御一緒させてね美幸ちゃん。」


「あっ私の事は"みい"とお呼び下さい。井伊姫様は直虎ですから、なお違うな"とらちゃん"と呼んでもいいですか?」


「とらちゃん!気に入ったわ。宜しくねみいちゃん。」


濃姫

「あー皆も来てください。先週から市ちゃんと始めたばかりの美顔ケア。今なら初回限定半額サービス中ですよニコニコ」


一同

「「「やった!是非行きます」」」


信長は1人蚊帳の外で、特性スペシャルランチの櫃まぶしを食べている。

ほんとこの手の話しが始まると長いんですよね女性軍団。


信長

『これは何の罰ゲームなんだ、もう俺、居なくていいよな。。。』


濃姫

『ダメですよ消えたら!これから最も大切な話をしますから、ちゃんと最後まで聞いて下さいね。』


ムシャムシャごくり

一心不乱に櫃まぶしを食べている・・・w


濃姫

「それでは皆さん大切な話があります。これは絶体的決まり事ですからね。あっごめんなさいお市ちゃんには関係無いけど、聞いていてね。」


お市の方

「はっはい?」


「まず坂ちゃん養ちゃん鍋ちゃんの3人は月3回。若いあこちゃん・みいちゃんは月5回。

とらちゃんは月4回。正室の私も寵愛は受けたいので月3回です。」


がちゃ、、、

櫃まぶしを食べていた信長の手から箸が落ちた・・・


女性は全員真っ赤な顔になりながらも嬉しそうに

「「「お情けありがとう御座います。」」」


「皇帝閣下忙しいのは理解していますが、貴方には瞬間転移の神術がありますからね。例え地球の裏側に居ても一瞬でお渡り可能でしょ。励みなされ!」


「・・・待て帰蝶、これでは殆んど休みが無い(汗)もう少しスケジュール調整とか。。。」


「大丈夫です閣下!私とあこちゃんはチート回復が使えますから。毎晩元気になれますよニコリ」


信長

「・・・(汗)(汗)(汗)」

シュン!


「「「あっ!消えました」」」


お市

「あ、あの~義姉上さま。私も月1回くらいなら・・・」


一同

「「お黙りなさいお市殿!」」

濃姫

「天海殿に言いますよニヤリ」

お市

「じょ、冗談ですよん義姉上さま!(汗)」


ーーーーーーーーーーーー


お市の方かなり重度のブラコンだったとか?無かったとか?


まあ作者がそういう世界を描くのは発想が乏しく無理なので、BLだとか得意な作家さんにお任せします。

そのジャンルはハードル高いですw


「安心して下さい、履いてますから」

キリッ! w


また明日。


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