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第105話 嵐の前の静けさ

カクヨムにて先行公開中です。

 1574年6月6日 6:00


 ジブラルタル海峡西200km大西洋

 織田幕府軍

 第2艦隊旗艦・尾張2号


 信長

「知っておるか一益?666を」


 第2艦隊・滝川一益大将

「666で御座いますか?はて?今の時刻6月6日6時に関係あるかとしか?」


「獣だ!山犬だ!ダミアンだ!オーメンだよ!!一益くん。」


「???皇帝閣下???医者をお呼びしましょうか?」


「ゲホッゴホッ・・苦しうない。第2空母へ行ってくる。翔吾達をサッサッとリスボンへ転移させよう。」


 シュン!


 一益

「オーメン?はて?

 儂は江戸西区・日比谷商店街ラーメン三郎のチャーシュー麺が好きだがな。

 チャーシューはブタトリプルに追加別皿ダブルまで頼んでおる。うちはラーメン屋だ!豚しゃぶ屋じゃねー!と切れられたから思わず斬りそうになったが・・・そんな事したら儂が皇帝閣下にキレられるわい。」


 ズン!


 ジブラルタル海峡封鎖海軍

 第2空母・織田信時大将

「ぎゃっ?皇帝閣下!!心臓に悪いです、転移ルームからお越しください。」


「すまん。ついうっかりと言うやつだ。」


「連絡無しで来るとは緊急事態ですか?」


「いやなに666がな・・・」


「はあ??」


「何でもない・・・うん?翔吾は帰ったか?」


「えっ?ああはい浅野殿なら閣下と入れ替わりで、つい今しがた第1空母へ戻られましたが。」


「そうか。スペインのフェリペ2世もLIVE映像にて、バルセロナとバレンシアの艦砲射撃を見せつけられ寝れぬ夜を過ごしたのでは無いか。ニヤリ」


「あれは爽快でしたね。たんなる模擬弾とは言えあれだけの重量、水柱の高さが尋常ではありませんでした!」


「ああ、爆薬が入ってなくてもガレオン船など海の藻屑にするには十分だ。」


「その後のCMとやらでB-2スピリットの大爆撃にて、瓦礫の山に変わる宮殿の映像!もはや敵国が哀れになりした。」


「大爆撃を見ながら美味そうにカツ丼を食べるCM。。。あんな事を考えるのが翔吾の恐ろしいとこだw」


「バルセロナとバレンシアではCM放送後からカツ丼店の前に長蛇の列ができて、他の地域からも問い合わせが殺到しているそうです。」


「急に相談がありますと言われてな。まさか敵地真っ只中にカツ丼店を設置してほしいと頼まれるとは、流石に余も考えて無かった。奴の発想は斜め上過ぎるw」


「すぐにスペイン軍兵士に包囲されてましたが、それを排除するLIVE映像を見て民衆が集まってきましたな。」


 信長

「死んでませんよ寝てるだけですから!!だったか?w」


 信時

「今の声色w浅野殿にそっくりでしたぞ兄上様w」


「馬鹿もの、あんな奴に似てたまるか!」


「あはははは失礼しました。しかしあの麻酔銃とやらは非殺傷武器として使えますね。一瞬で武装解除してるような物です。」


「今回は使えたが破壊力が無いからな。防具をフル装備されると役に立たない。戦場なら睡眠ガスが有効だな、呼吸だけは防御できぬ。さて翔吾等をリスボンへ転移させてくる。

 有楽斎の第6空母艦隊と連携してジブラルタル封鎖の手を緩めるなよ。小舟1艘通す事まかりならん。励め!」


 シュン!


 信時

「麻酔銃に睡眠ガスか。。。非殺傷武器の開発、以前の兄上なら考えられぬ。

 常々"人は宝なり"と口にしているが、それだけ本気ということだ。我ら織田一門衆もしかと心に刻まねばな。」


 ズン!


 第1空母・織田信包大将

「ん?転移ルームが点滅したぞ?この時間予定は無いが誰だ?」


 浅野翔吾

「無線連絡なしで転移ルームを使うのは1人しかいませんw」


 織田信長

「翔吾、ここに居ったか。」


 信包

「兄うえ、、失礼、皇帝閣下!緊急事態でしょうか?」


「うむ昨夜のLIVE放送の反響が凄い事になっておる。

 今朝のNewsだとバルセロナとバレンシアの民衆達の間で、艦砲射撃とカツ丼が話題沸騰だそうではないか。」


 翔吾

「はい、カツ丼は準備していた500食が僅か1時間で売り切れました。

 店内常に満席でテイクアウト対応で凌ぐしかなかったです。」


 信包

「あの時間でか?」


 翔吾

「はい、23時を過ぎておりましたがバルセロナ、バレンシア両方ともに完売です。」


「そこでだ信包、予定を前倒しする。ポルトガル首都リスボンに余の転移にて全艦隊を移動させるぞ!

 時間は2時間後8:30とする。一旦収納するゆえ準備は何もせずとも良い。

 武具等は収納内で自動装着となる。」


「はっ!畏まりました。第7艦隊の本田殿にも連絡しておきます。」


「忠勝には余がこれから伝えてくる。彼奴の事だ、Newsを見てカツ丼が食いたくなり朝からイライラしてるであろうからなwほれ」


「「おお!!」」


 信包と翔吾にカツ丼を手渡すと本多忠勝の第7艦隊へ転移した信長。

 予想通りイラついていた忠勝にカツ丼を出したところ、泣きながら3杯ペロッと完食したらしい。

 朝からカツ丼3杯とは(汗)

 蜻蛉切とんぼきりの平八郎流石です。


 浅野翔吾はAndroidですので

 飲食物を摂取する必要はありませんが、食べても問題なく異空間へ自動的に排出されます。

 TOTOの最高級トイレ・ネオレストNX等の下水処理と同じですw

 チートですからm(_ _)m


 ーーーーーーーーーーーー


 これにて【第7章完結】にたどり着きました。

 目標としていた100話超え達成!!

 誰も言ってくれないので自分で自分を褒めてやりますw


 ヨーロッパ戦線、嵐の前の静けさって奴ですね。

 LIVE映像でゴアの件をまざまざと見せ付けられたポルトガルはまだしも、

 プライドの高いスペイン帝国フェリペ2世はどう出てくるのか?敵の戦意を喪失させるため、墨俣一夜城inスペイン作戦を決行予定です。


 その辺含め【第8章】にて詳しく書きますのでお楽しみに。


 まだまだ毎日更新続けますからね★★★♡♡応援宜しくお願いします。


 また明日。


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