第102話 懐妊ラッシュ!!
カクヨム先行公開中!!
【え~久しぶりの幕間です。】
1974年6月2日
織田宗家大陸・東京地区総合基地
織田宗家城100F
織田信長自宅リビング
織田宗家による軍事評定終了後、自宅に戻った信長を濃姫と側室軍団が待ち受けていた。
信長
「ふむ。どうした?今日は皆も休めと言ったはずだが?」
濃姫
「確かにそう言われましたが、今日中に報告しなければならない事案が発生しました。まずは"とらちゃん"からね。」
信長
「まずは?~からね?と申したか?まあ良い。どうしたのだ井伊姫よ?」
井伊姫(井伊直虎)
「三郎さま、、、その~~月の物が来なくなり、食事も喉を通りませぬ
、、、」
「ふむそうか・・・ん?なんと!帰蝶!!もしや?」
頷きながら井伊姫を見る濃姫
「濃姫様の御見立て(鑑定)だと3ヶ月とすこしだそうです。。。」
真っ赤な顔で妊娠報告をする井伊姫
「まことか!!!出かしたぞ井伊姫!!良うやった、良うやったのお。」
井伊姫のお腹を擦りながら満面の笑みを見せる信長皇帝閣下。
「初産じゃ!しかと帰蝶の言う事を聞き、安全無事に過ごすのだぞ。」
「三郎さま、ありがとうございます。」
濃姫
「はい、次の方なべちゃんよ。」
於鍋の方
「そのぉ~私も初めてで何だか良く分からなくて、濃姫様に相談したら4ヶ月目に入るところだと。。。」
「おおおおお!!2人、2人もとは!出かしたぞ、おなべ!大勝利ではないか!」
「そんなに喜ばれて嬉しいです殿様。。。(涙)」
濃姫
「うふふ、はい次の方~坂ちゃん。」
信長
「えっ?」
坂氏の方(信孝母)
「閣下、、、3ヶ月目に入ってるそうです、、」
「なんと!!坂よ本当か!凄いではないか!良く頑張ったな余も嬉しいぞ坂よ。愛い奴じゃ。」
信長がハグをして頭をなでると感激して涙を流す坂氏の方。
濃姫
「はいどーぞ、ようかんちゃん」
信長
「なんだと!」
養観の方(冬姫母)
「貴方様その~来週で3ヶ月とのことでございます。。。」
「うおおおおお!なんと目出度い日なのじゃ!もう一度宴をやるか、なっ、そうしよう。」
「冬姫の弟が産みとうございます。」
「うんうん良い良い、とにかく無事に生まれてくれればそれで良い。帰蝶よしっかりと頼んだぞ、お市にも頼まねばな、おお、あここもチート回復持ちだ。頼んだぞあこ。」
あここの方
「それが、そのお~~」
「ん?どうしたのだ?」
「私も2人目がお腹の中に出来ましておじゃります・・(赤面)」
濃姫
「よっ!イタリアの種馬!w」
信長
「帰蝶、それは映画"ロッキー"だろ。シルベスター・スタローンだ。」
あこちゃん
「殿様は種馬でおじゃりますか?」
「あこ、、、後5人は産ませてやるぞニヤリ」
「まあ!嬉しい!」
嬉しいのかーいw少し整理しましょう。
於鍋の方・初産
(予定日1574年12月10日)
井伊の方・初産
(予定日1575年1月10日)
坂氏の方(信孝母)
(予定日1575年1月15日)
養観の方(冬姫母)
(予定日1575年1月20日)
あここちゃん(さき姫母)
(予定日1575年1月25日)
濃姫の鑑定により5人の側室が身籠っている事が分かりました。
しかも子育て真っ最中、翔平&真美と一緒に眠りについている美幸ちゃん(みいの方)。3人目の御懐妊が来週発覚します。(予定日1月30日)
今年の年末から翌年始にかけての織田宗家は、お祭り騒ぎになる模様。
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この晩、信長と濃姫の枕元に現れた天御中主神
ゲネシス
「悪いな信長、それに濃姫。。。神の使徒同士で子を宿すのは"掟破り"となる。とんでもない能力の子が生まれ、それが暴走した場合、破壊神となり誰にも止められない恐れがあるからだ。
すまんがそれは運命。織田家全体の母親として君臨してくれ、申し訳ない。」
ほんと申し訳ない。。。
また明日。