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叔母さんとの戦い

色々と忙しく、更新できなくてすみませんでした!

「百合さんが悩んでいたことを知っていて放置していたのはなぜですか?」


「………………え?彩雫くん?!」


「ふぉっふぉっふぉ、なるほどのぉ。桔梗(ききょう)こやつ中々面白いの、話してやれ」


「あらあらうふふ、三矢彩雫くん、私達、八重家についてどれくらい知っているかしら?」


「伝統があって、色々と教えているくらい、ですかね」


誰だってわざわざ友達の実家について詳しく調べたりしないだろう。一部の、セントレア見たいな層を覗いて。


「そう、八重家は伝統のある家。その起源は江戸時代、将軍様の教育係に任命されていた祖先である桜という方はその活躍から将軍様より教養という花言葉を持つ八重桜から八重という苗字を貰ったそうです。そのため、今でも教育係としての側面を持ちます。それこそ、名前を出すこともためらわれるような方の教育を行うこともございます。そのためにも八重家として技術だけでなく、精神も共に鍛える必要があります。百合は技術に置いては八重家に置いて天才とされた私の母、梅をも超えています。ですが、精神は強いかと言われると少なくとも八重家に置いては不合格でした。それに自分の問題を自分で解決することもまた必要なことでした」


「だから、放置していたと?」


正直、セントレアしかり一般人とは異なる価値観で生きてる世界だ俺がいえることじゃないかもしれないが、好きなやり方じゃない。でも、八重さんが八重家にいる以上は精神を鍛える必要がある。それに八重さんにとっても八重家に取っても大きな問題ではなかった、ただ八重さんがストレスを抱えているだけだからな、そんなものは世間に満ち溢れている。


「えぇ、成長は将来必ず百合のためになりますから」


「そうですか、ありがとうございます」


「あら?もう大丈夫ですか?」


「はい、本来であれば他人が口出ししていいことではないのに不躾にも聞いてしまってすみません」


ここからは本当に踏み入ってはいけないラインだ。俺から言うことは何もない。


「ふぉっふぉっふぉ、それぐらいにしてやんな桔梗」


「うふふ。百合、中々いい男を見つけてきたわねぇ」


「でしょ?」


え、どういうこと?あ、もしかして試されてた?


「ごめんなさいね?でも、今言った事は事実よ?ただ百合が家に従う必要はないですし、強制する気もないこと。そして、少し私達も苦戦していたことを省いただけで」


「苦戦?」


「百合は捻くれてるからのぅ、何とか、本心を出してくれるように対策を練っていたんじゃが……」


「いきなり、お稽古はもうやめるっていうじゃない。どうしたのか聞いたら、ずっと一緒に居たい人が居るからなんていうし?かと思ったら、いきなり料理を教えて欲しいとか、花嫁修行を付けて欲しいと言い出すし……」


「ちょっと、お母さん!」


「うふふ、はいはい」


「つまり、おぬしが解決してくれたって話じゃよ」


「そうでもなければ、一人娘を毎日夜遅くまで人様の家に預けるような真似するわけないでしょう?」


「……俺のこと、信頼しすぎじゃないですか?」


「あら?今まで一度も手を出していないのは聞いているのよ?それどころかまだ付き合っていないこともね?」


「ちょっと八重さんんんん!!!」


「何、彩雫くん?」


「何じゃないでしょ、何じゃ。え、友達のことは言ってないのに俺がヘタレチキンくそ野郎ってことは言ってるの?!」


「そこまでは言ってない」


言ってないな。


「でも、事実じゃろ?」


「事実です!」


耳が痛い。


「ふぉっふぉっふぉ、青春じゃのう。ほれ、そちらの質問は終わった。今度はこっちの質問に答えてもらおうじゃないか」


「みんなのことでしたね?」


「その話方やめんか。普段の話方でよい」


普通のって言われても難しいけどな。まぁ、ハニーさんと話すような感じでいいか。


「あーじゃあお言葉に甘えて、高宮さんのことは知ってるんですよね?」


「存じております。高宮さんのお母様、高宮(こう)さんとは少しだけ交流がありますので」


「じゃあ椎名さんから行くか。椎名さんは元は俺の知り合いなんですけど、今では百合さんとも仲良くなってまして」


「とても、可愛らしいのに漢気あふれた方と伺いました」


八重さんちゃんと話してるじゃん。そうやって話したということは八重さんも椎名さんを認めている証拠だな。


「そうなんですよ、普段は人と話すのは苦手なのに人が困ってたら見捨てずにはいられない性格でめちゃくちゃいい友人です」


「あらあらぁ、ちょっと、百合大丈夫なの?」


「……うぐ多分」


「セントレアという方は、どうなのじゃ?懐かしい名前でのぉ、少し親近感がわくんじゃよ」


「セントレアは……まぁ、知ってると思いますけど一条家のご令嬢で、セントレアは椎名さんと逆で普段は気高い感じがするのに他者を思いやることが出来るいい人なんですけど、天然なところがあって可愛い子です」


「百合、本当に大丈夫なの?」


「セントレアは大丈夫かな?」


「一条、じゃ、と?本当に行っておるのか?」


突っこみ放棄していい?駄目?


「八重さんセントレアに厳しいところあるよね?」


「百合」


「百合さんセントレアに厳しいところあるよね!それと、一条って言ってなかったの?叔母さんびっくりしてるじゃん!」


「……あれ、言ってなかった?」


「うふふ、百合の口から昔にセントレアという名前が聞こえたとき、少し前にセントレアのお嬢様がが学校に転入されることは聞いていたし、もしかしたらって思ってはいたけど、まさか本当に一条家のお嬢様と仲良くなっているとわねぇ」


「百合、そういうことは早く言わんか!危うく心臓止まるところだったぞ?」


パッと見て大体80歳くらいじゃないか?そんなおばあさんに下手な心配をかけるんじゃありません!


「でも、お母様もそんなに驚くことでもないじゃないですか」


「いやの?これには理由があってだな、昔の話になるんじゃが一条・セントレア・シアヌス様がまだ幼いころ、大体5歳くらいのころじゃな。わし、礼儀作法の教育係をやってたことがあっての?」


「……まじですか?」


「まじじゃ」


「……セントレア一言もそんなこと言ってなかったよな」


「言ってなかった、はず」


「セントレア、これ忘れてるな?」


「しょうがないじゃろ、5歳の頃の話じゃ。それ以降会っておらんからな」


「それもそうですよね。すごいな、意外な事実発覚だ」


これはセントレアにしっかりと確認しないとだな。


「本当にセントレア様と仲良くしておるのか?」


「うん」


「そういえば、写真ありますけど、見ます?」


まぁ、この間のコスプレの写真だけど。


「あらまぁ、百合ったらいつの間にこんなことをしていたの?」


「言ってないんかい!セントレアがコスプレをしていて、せっかくならみんなでやってみようかという話になりまして……まずかったですか?」


「うふふ、大丈夫よ。ただ少しびっくりして……これは何のコスプレなのかしら?」


「モンハルっていうゲームのコスプレなんですけど」


「ごめんなさいね?やっぱりわからないわ。でも、楽しそうで良かったわね百合」


「うん!」


「……本当にセントレア様じゃのう、こんな偶然もあるんじゃなぁ。にしても、ふむ、ゴリラ装備に、アイアン装備、水龍装備と、金火龍装にこれは……罠蜘蛛装備かの?いいクオリティじゃ」


「え、八重さんの叔母さん詳しいですね……」


「若者を理解するのもまた教育者に必要なことじゃからの」


「なるほど……百里ありますね。ちなみにランクは……」


「231じゃ」


「何……だと……?」


俺のランクは144……俺より上どころかセントレア以上だ。


「まだまだ若いの、」


「っく」


完敗だ。


「悔しいか?ならば、どうじゃ、スラブラで決着をつけるというのは」


「乗った!」


俺は絶対に負けない!




このあとめちゃくちゃゲームした。





ゲーム好きなおばちゃんとかおじちゃん意外と多いみたいですね。子供と遊ぶために初めてハマるらしい……

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