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ただの主人公の母さんと主人公の友達の会話

「「「「いただきます」」」」


「あら、すっごく美味しい」


「いやーうち母さん帰ってこない時もあるし?うちが家事やることもあって慣れてるんで余裕っしょ」


「偉いわねぇ、ちょっと彩雫も見習いなさい?彩雫ったら百合ちゃんがいないとどうせ部屋は散らかるしご飯は適当だし、部屋にこもってゲームばかりしてるんでしょ?」


「うぐ」


「それに比べて高宮さんは一人暮らしでもないのに掃除洗濯料理なんでも出来るってこと?しかも、僕だって部屋の片付けくらいしてるのに?」


……言い返せない。耳にタコが出来そうだ。


「鳳花ちゃん、ぜひうちにこない?この息子と交換で」


「えーまじー?行く行く!」


母さん好きそうだもんな。ギャルで家庭的で、オタクにも優しい。あれ?控えめに行っても、オタクの理想なのでは?めっちゃ会話も上手いから会話下手が多いオタクでも会話できるし。え、母さんそれガチで言ってないよね?


「母さん?」


「うふふ」


いや、なんか言ってくれよ。


「私は本気よ?だってギャルよ?しかもすごくいい子!もうこれはうちの子にするしかないじゃない!」


「えー新菜さんもとい、「恋愛バトルロワイヤル」作者サイダーマン27号誘拐容疑で逮捕と。明日のニュースが楽しみですね」


「そういやーにいなっち漫画家だったの忘れてたし!恋愛バトルロワイヤルって有名な奴じゃん!」


「あら、知ってるの?嬉しいわねー」


「まぁ、名前だけは有名だからな。人気はそこまでないけど」


「でも、熱心なファンの方は多いのよ?」


「内容が内容ですからね」


主人公の1番の座を取り合ってバトルを繰り広げつついちゃいちゃするラブコメは一般受けしにくいからな。でも、ただのラブコメじゃなく、アクション描写がしっかりとしていて、アクションをメインにした作品だったらメジャー作品になれると言われている。だからこそ、熱狂的なファンや固定ファンが多く、アンケート等では振るわないものの長期連載をしているんだろうけどな。


「そういやー旦那さんは小説家っしょ?」


「あら、知ってるのー?」


「前にさいだっちに聞いたし?」


「鳳花ちゃん知ってるかな。ラブニートラブとか天使と悪魔と俺とか、ハーレムとか学園系のラノベを書いてるんだけど……」


「あー天使と悪魔と俺はアニメ化してたっしょ!」


「よく知ってるわねー、やっぱりうちの子に……」


「おーい母さーん、よだれ出てるぞ」


「あら、ごめんなさいね?」


「いやー流石さいだっちのママっしょ、めっちゃ似てんねー」


「いやいや、俺別によだれたらしたりしないが?」


「じゃなくてー、何かに夢中になると分かりが見えなくなることとかー好きな物には全力なことととかー、微妙に世話焼きなところとかー?」


「あっはっは、微妙にね?」


「なんだよ」


世話焼きなのはまぁ、認めるけど微妙にってつけるのやめない?


「まーその距離感重要っしょ。あんまり突っ込まれたくない場合もあるわけで?まぁうちの場合はただ母さんが母さんっぽくなくて、尊敬できないってだけで、突っ込まれたくないわけじゃないからいいんだけどさー。そんなちょっとの気持ちの変化をにいなっちには見抜かれちゃったみたいだけど?」


「だって私のことはママっていうのに母さんなんてちょっと他人行儀じゃない」


確かに、言われて見たらそうだな。


「まー昔はともかく?もう慣れてるし?人としては悪い人じゃないからさー」


「なるほどね?俺がこのテンションの母さんを見るのがちょっときついみたいなもんか」


「そんな感じっしょ。てか、そのハード版?見たいな?うちの母さん自分の楽しいことを優先するくせに周りのこと一切考えないタイプって感じ」


確かに母親っぽさはないかもな。ま、友達なら楽しそうだけど。


「甘えたくなったらいつでもうちに来てくれていいのよ?私がママになってあ、げ、る」


「ママー」


同級生と母さんのこんな光景見たくなかった。


「あら、彩雫もいいのよ?なんなら楓くんも」


「「遠慮しときます」」





「じゃあーうちもう帰るし」


「僕も帰ろうかな」


「そうねーもう結構な時間だし……」


ご飯を食べてたくさん話して、ゲームをして……楽しい時間は過ぎるのがあっという間で気が付いたらもういい時間になっていた。


「じゃあ私も帰ろうかな、アシスタントさんに任せきりなのもね」


「それは手伝ってあげてください」


「じゃあ、私はアシスタントさんを手伝う、楓くんは鳳花ちゃんを家まで送るっていう役割分担でよろしくね?」


「まぁどうせ送っていく予定だったので高宮さんに何かあったら」


「んー?何かあったらー?」


「八重さんが怖い……」


確かに。八重さん(鬼神Ver)は怖いからな。たまにその片鱗を見せるだけでもなんかオーラを感じるし。


「彩雫、私は当分の間忙しくなってこれないけど」


「うちらが来てあげるし?」


「ということらしいから、良かったわね、彩雫!青春よ?あと、いつかは決めてないけど8月のいつかにおばあちゃんち行くからまた連絡するわね?」


「はいよ」


ま、仕事の締め切り次第なんだろうな。夏休みくらいはばあちゃんちに行って顔見せないといけないし、何とか予定開けるしかないけど……いきなりだと困るからな。


「そうだ!もし、百合ちゃんとかと遊ぶ予定が入ってるなら皆もつれてきちゃいなさいよ!おばああちゃんも喜ぶわよー?」


「えーうちも行っていい?」


「もちろんよ」


「いえーい、じゃあ日にち決まったらうちにも連絡くださいーせれあっちとしいなっちも行けそうなら連れてってよき?」


「そうねぇ……全員合わせて8人、えぇ大丈夫よ」


話が進んでいくな。……ま、おばあちゃんも若い人がたくさん来たら嬉しいだろ。性格も保証出来るしな?


「それじゃあね?」


「じゃねー」


「また明日」


「ほいよ、ありがとうな?気を付けて帰れよ」


さて、静かになったな……なんか異様に疲れたし、風呂入ってもう寝るか。


お休みなさい。






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