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というわけで出来上がったものがこちらになります

「よっしゃ完成!!」


お、終わった。


「お疲れ様ですわ!その、どうでした?」


「大変だったけど、マジ楽しかったし!」


「ん、セントレアのおかげ」


そうだな、普通であれば1日で完成まで持っていくことは無理だったし、めちゃくちゃいいクオリティで作れたからな。


「せっかくだし全員でコスプレして写真撮るっていうのはどうかな?」


「おー?かえでっちが写真とか珍しいっしょ」


「こいつも男の子ってことよ」


誰もがかっこいい格好に憧れるんだよ。男の子はね。


「ねぇ、そんな微笑ましいものを見るような顔やめてくれる?撲はセントレアがわくわくしたような表情してたから提案しただけだよ?」


「わ、わたくしを道連れにするのやめてくださいまし!」


「でも、事実、でしょ?」


「……ですわぁ」


「かわいい、セントレア、写真、撮ろ?」


自分で作った防具を身にまとい、武器を手に取る。


「全員が着てるとすげぇ非日常感」


「その非日常感こそ、コスプレの醍醐味ですわ!」


「ゆりっちまじかわいいし?しいなっちもギャップ萌えってやつ?まじさいこー」


「そ、そうかな?彩雫くん!どうかな?」


「もこもこしててかわいい」


コミケにこのレベルの人が居たらめっちゃ目立つだろうな。でも、この中で一番目立ってるのは誰だと言われると……高宮さんなんだよな。セントレアも金色の装備で持ち前の金髪とに合ってるよ?ヘルムを外してるいま、めっちゃごつい装備をくるんだ椎名さんも目立つよ?でもさ、その中でアイアン装備の人がいる、しかも似合ってる。ここまで計算してたのなら、さすが高宮さんだ。


「彩雫くんもかっこいいよ?」


「ありがとな?」


「彩雫さん、百合さん、写真撮りますわよ!」


前に俺と八重さんと椎名さん、後ろにセントレア、楓、高宮さん。


悲しくないぞ?身長が低いからって男の価値が決まるわけじゃないんだ。


「それでは、お撮りいたしますね?はいチーズ!」


「良い感じですね。次はポーズを決めてお願いします」


「っほ、どうよ、やっぱ双剣と言ったら乱舞だろ」


「大剣は、どっしりと」


「2人とも流石っしょ」


「ん、イメトレは、バッチリ」


「見込み通りですわ、ポーズを求められてノリノリで出来る、やはりコスプレの才能が有りますわね。もしよければ今後わたくしと彩雫さん、杏華さんで歌を忘れたカナリアコスプレ部として活動しましょう!」


「ただの中二病だけどね」


「うっせぇわ」


「でも、それは、いいかも。楽しそう」


「そうだな」


「さいだっちハーレムじゃん、コミケでたたかれても知らないし?」


「いやいや、そんなことないから。確かにね、コスプレイヤーに絡む男性おおいし、出会い目的でレイヤー始める人もいるらしいけど俺は違うから、だから八重さんもそんな目で見ないでくれる?」


『カシャ』


「とてもいい写真が取れましたよ?」


「ちょ、セバスさん?!俺が慌ててる所取るのやめていただけます?はずいんですけど」


「失礼しました、ですが、皆さんの関係性を表したいい写真が取れたと思いますよ?」


「まじじゃん、さすがセバスちゃん、ちょこれ後で送って!」


「私はちょっと不満だけど、なんかヤンデレみたいな顔してるし……でも、欲しい!」


見たいなというかヤンデレですけどね。そんなヤンデレを抑えてる高宮さんに、ニヤニヤとうざい顔で俺を見ている楓と俺、椎名さん、セントレアの3人でわいわいしてる写真。確かに悪くない、俺も欲しい。母さんも父さんもこういう写真好きそうだし今度送ってやるか。


「う、熱い」


「しいなっち大丈夫?」


「夏のコスプレは結構ハードですので熱中症にはお気をつけですわ」


「まぁ、この暑さではしゃいで剣振り回してたのが原因だろうけどな?」


「杏華楽しんでたから……」


「布教明利に着きますわ、とにかくはやく部屋に戻りましょう」




~~~~~




「「「「「いただきます」」」」」


椎名さんが元気になるまで少し休んでいると、どうもセントレア家の方たちが夜ご飯を作ってくれたみたいで、ご相伴にあずかることにした。


「ちょ、うま!」


「ん、何これ」


「これは、フォアグラかな?」


「本日のメインはフォアグラのポワレキャビアのせトリュフソースを添えてですわ」


世界三大珍味ぃ!高級食材ぃ!


「いやーまじせれあっちはせれあっちっしょ」


「セントレア、これ、美味しい。おかわり」


「分かりましたわ!喜んでもらえてうれしい限りですの」


「……椎名さん凄い胆力だよね」


「それな、意外とああいうやつが成功するんだろうな」


あ、俺もお替りもらっていいっすか?あざます、あはは。


「そういえば、八重さんはゲームクリアしたの見てたけど、高宮さんはクリアしたの?忙しそうだったけど」


「そりゃあもちろん余裕でクリアしたに決まってるっしょ。ゆりっちと違ってうちはゲーム経験あるし?さいだっちうちのこと舐めすぎ?」


「そりゃそうか」


「ゆりっちと違って?そりゃそうか?私けなされてる?」


「いやいや、モンハルはゲームに慣れてないとしょうがないところあるし」


「ん、百合ちゃん、初心者にしては、上手かった。でも、才能よりも慣れが重要」


そうなんだよな。ゲームのプロも才能ってよりも毎日努力して、覚えること覚えるのが特に重要だ。だからこそ、どんな勝負もすぐに勝ってしまうセントレアがゲームの世界にハマったわけで、すぐに強くなるのは難しい。


「おーっほっほ、ですが、楽しんでくれているようで何よりですわ!」


「そうだな」


オタクの基本性質、趣味が理解されると無性にうれしい。自分を直接褒められるよりも好きな物を褒められたり、同士が出来たりする方がうれしいんだよな。何か布教して、それを楽しんでくれる、最高だ。


「お嬢様、少し自分勝手だったかもと悩んでいらしたので、今日も楽しんで頂けたようで安心していると思いますよ?」


「そうだった、の、セントレア?」


「で、ですわ。だって、コスプレなんて趣味変わっていますし、わたくしが一緒にやりたかったから強引に話を進めてしまいましたわ……」


「やっぱりセントレアはかわいいな」


「そうね、気にしなくていいのに」


「うちもー結構面白かったし?またやるならいっしょにやるから誘って欲しいみたいな?」


「本当ですの?」


「本当本当」


「あれは、ウソだな。ギャル特有の行けたら行くってやつ」


「そうだよ、ギャルは性格悪いんだよ。笑顔の後ろで何を考えてるか分かった物じゃないからね」


「ちょー外野?シャラップ」


こわっ。やっぱりオタクにやさしいギャルはいないんだ。


「今日は、すごい、楽しかった、セントレアのおかげ」


「わたくしも……今日はすっごく!楽しかったですわ!その、ありがとう」


手をもじもじとしながら下にうつむきつつ首だけを上げて言ってくる。


「ん、感謝して。私も感謝する。WIN-WIN」


「そうそう、それにこんな料理食べれるとか思ってなかったし?」


「うん、家族に自慢、出来る。セバスさんおかわり」


またですか?それだけたべるのに身長は低いんですね。あ、違うところに栄養が行ってるのか。八重さんもご飯食べたほうがいいんじゃない?てか、何このご飯?改めて考えなくてもおかしいよ?


「ちなみにだけど、セバスさんこの料理大体いくらぐらい?」


「大体材料費だけでおひとり3万円ほどかと」


「うん、馬鹿だね。セントレアは高校にいる間に金銭感覚ただそうか」


「ず、ずれてませんわよ?!ただお金があるから使っているだけで……」


「セバスさんはどう思う?」


「金銭感覚に関してはわたくし共はあきらめております。お小遣いはご両親の方針で同じくらいなのですが、ご自分で稼がれた金銭を使っているので手の施しようがなく……」


「だってよ?」


「だって、だって……」


「だって?」


「お小遣い月々2万円は少なすぎますわ!!それでは課金できないじゃありませんか!!」


「なるほど、じゃあしょうがない」


「ん、しょうがない」


「そういうものなの?」


「あぁ、ライト課金勢なら数千円で行けるんだけど、これ以上課金しようとすると最低単位が10万になってくるからな」


天井まで引くような課金がしたいなら2万円じゃ足りないからな。俺?俺は両親ともに青春を出来るだけ楽しめって性格だからなライト勢として最低限の課金もオタクとしての青春ってことで別に課金代としてもらってる。


「いやいや、僕は流されないからね?絶対にしないといけないわけじゃないでしょ?」


「でもですわよ?手を伸ばせば届く場所に最高に面白い展開を迎えそうな彩雫さんが居たら見ますわよね?」


「うーん、どうだろう」


「いや、お前色々とのぞき見してきたじゃん」


「おーっほっほ、つまりそういうことですわ!わたくしは頑張ればお金を稼いで課金が思う存分出来そうだった。ただそれだけですわ!」


「セバスさんすみません、ダメだったみたいだわ」


「いえ、ありがとうございます。そのお心遣い、この老骨に染み渡ります」


……ジー。


「う、わ、わかりましたわ!なるべく気を付けますわ!」


「なるべく?」


「き、気を付けますわ!」


よかったなセバスさん!

一応作者もコスプレしたりしますので、こんな感じで作ってます……。あと私事ではありますが冬コミ行きます。

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