訪問者
すみません!色々と忙しく、投稿遅れました
「さ、い、だくん起きて?もう、昼だよ?」
「んにゃ?あれ?八重さん」
「もー、寝坊助さん。朝からお昼寝?」
えっと、さっきまでソファーでダラダラとソシャゲのデイリーやってて……
「寝落ちしちゃったか。うわーちょっと時間無駄にしたな。てか、起こしてくれて良かったのに、一人で暇だったろ?」
「ううん、とっても充実してた!」
「充実してたってやることそんなないだろ?」
「だいじょうぶ!」
まぁ大丈夫ならいいか。
「ご飯食べられる?」
「食べる」
「それじゃあ、今準備するね?とりあえず、はい!目覚めのコーヒー」
ふぅ、うまい。砂糖1ミルク1がテンプレにして王道。ブラックは日常的に好んで飲むものじゃない、たまに飲むからうまいんだ。甘いくらいがおいしいんだよ。
夏休みに入って数日、昨日みたいな、マリパパーティーの日見たいな濃い日は少なくていい。もちろんめっちゃ楽しかったよ?でも毎日があれじゃあ疲れる。夏休みはだらだらと朝からゲームして適当に課題をこなしつつ日常を過ごす、そして来たる日には精一杯楽しむ。それが休みってもんだろう。
「にしても、この状況に慣れてきてる自分がいるな」
「この状況?」
「え、疑問に思っちゃう?そりゃもちろん、八重さんがうちにいることだけど?確か、テスト前に看病してくれてその時が初めてだろ?そのあとはテスト期間で来てて……夏休み入って直ぐに八重さんが勝手に入ってきてから……毎日だね」
そりゃあ当たり前に感じるわけだわ。
「いきなりどうしたの?」
「いや、昨日見たいな騒がしい日も悪くないけど日常も悪くないなって」
「……でも、一人じゃ寂しいんでしょ?」
「まぁね」
俺も変わったもんだな。
「私はそんなに来たくないけど、彩雫くんが寂しいっていうから来てあげてるんだからねっ!」
「八重さんツンデレ属性無いでしょうが。何見たの?」
「零の使い魔」
「なるほど」
零の使い魔は俺の部屋にはないから多分家でアニメでも見たんだろう。
八重さんが俺の部屋に来るようになってから部屋の漫画見たり、家でもアニメを見てるみたいだ。申し訳ないと思ってるけど、よく俺らのオタク特有の会話に付いてこれてないことがあったからな。とは言え、元から少女漫画は好きみたいだし、普通に楽しんでるみたいだからちょっと、安心。
「そういえば、さっきセントレアさんがパソコン送ってくれて、思わず「はや!」って言っちゃった……」
「はや!セントレアどんだけ楽しみ何だよ。今日やるか」
「うん!」
「じゃあ、連絡入れとくわ」
よし、おっけ。
「ごっそうさま」
「うん、お粗末様でした」
八重さんの料理は今日も上手い!
「彩雫くん、二人で出来るゲームもあるの?」
「色々やってみる?」
「うん!」
八重さん昨日も楽しんでたし、ゲームにちょっとは興味出てきたのかな?
八重さんは実家がお堅めでゲーム経験は全然ない本当の素人。そんな人にお勧めする一緒に遊べるゲーム……取り敢えずスーパーマリンブラザーズやるか。
~~~~~
「そろそろ休憩するか」
「あれ?もうそんな時間たったの?」
「まだ2時間くらいだけど、15時とキリがいいしちょっと休憩しようぜ?」
ゲーム慣れてないと疲れるからな。俺は疲れないからわからないけど。やりすぎはよくないし、休憩しながらゆっくりやろう。
「あら?もう辞めちゃうの?」
「まぁ、おやつでも食べようか、と……え?」
「やっほー来ちゃった」
「来ちゃったじゃないんだよ、来るなら一言連絡くれてもいいだろ?母さん」
「え、彩雫くんのお母様?!」
「もー彩雫ったらやるじゃない!一人暮らしさせてよかったわね?お父さん?」
「そうだな、お母さん」
「父さんまで……」
面倒くさいことになった。
「すみません、お邪魔しております。彩雫くんと仲良くさせていただいております八重百合と申します。本来であればもっと早めにご挨拶すべきだったのですが」
「あら、しっかりした子じゃない。ごめんなさいねお邪魔しちゃって?一応、彩雫の母親をやらせていただいております三矢新菜と申します!」
「一応、父親の三矢和哉です。彩雫ごめんな?新菜さんが「サプライズで行こう?そのほうが面白いことあるかも知れないでしょ?」っていうもんだから。僕もまさか本当にラブコメが繰り広げられてるとは思わなかったけど」
「一応じゃないんだよ一応じゃ。勘違いしないでね、八重さん。別に特殊な事情とかあるわけじゃないから。ただ、一人暮らしさせて母親らしいこととか父親らしいことしてないってだけで」
「そういう彩雫だって、電車ですぐなのに全然うちに戻ってきてくれないじゃない?だから、来ちゃった」
「はぁ。これからはこまめに帰るようにするよ」
「それよりもそちらの、八重さんだったかな?うちの彩雫が迷惑をかけてない?はい、これ。僕のSNSの名前。何かあったら連絡してね?」
「あ、ありがとうございます。本当に小説家をされているのですね」
「そこまで聞いてるんだね……僕はなるべく言わないようにねって言っていたはずなんだけど、それほどの仲なのかな?」
「えー和哉さん気がついてないの?彩雫がこんなに部屋きれいに出来るわけがないじゃない。それに……」
「何だよ、ほっぺむにむにすんな」
「この肌つや、ちゃんとした食生活を送ってる証じゃない!」
「ということは?」
「そういうことじゃない?」
「そうか、彩雫。一人暮らしして良かっただろ?」
2人で完結するのやめてもらってもいいかな?
「別に普通だって、可もなく不可もなく」
「本当は?」
「まぁ、ちょっと」
「ごめんなさいね百合ちゃん。色々とやってもらっているみたいで」
「いえ、私が好きでやっていることなので……」
「ほー、百合ちゃん本当にかわいいわね。この整った顔立ち滾るわー。ちょーーっと写真取ってもいい?漫画の資料に使いたくて。代わりに彩雫の小さいころの写真後で送ってあげるから」
「小さいころの写真は月城くんに貰って持っているので大丈夫ですし……それくらいならご自由にしてくださって構いませんよ?」
「やったーそれじゃあ遠慮なく」
「新菜さん、ほどほどにね?」
八重さんを連れて別の部屋に行く。すまんが八重さん付き合ってくれ。まったく、母さんは距離を詰めるのが速いかうえに遠慮がないからな。
って、俺が知らない間に俺の写真流通してるの何?楓のやつやっぱ絞めるしかないな。
「はぁ、父さん、母さんを止めてくれよ。役目でしょ?」
「無理だけど?」
「だよなぁ」
「彩雫」
「何?」
「八重さん美人だな」
そりゃあ、まぁ。
「そうだな」
「いい子だな」
「……そうだな」
こないだ洗脳されたけどね。
「彩雫は鈍感系主人公じゃないな?」
「そうだな」
「じゃあ、今の状況は?」
「色々あるんだよ」
今でこそ八重さんは落ち着いて見える?見えるけど、出会った頃はどこか不安定で危うさがあった。いや、今も普通ではないけど、そんなこと言ったら俺だって普通じゃない。でも、今はその危うさもなくなり、その色々も解決した。
「なんだ、しっかりとラブコメしてるじゃん……父さんは!父さんは!とてもとても羨ましい!もちろん、このなる可能性もあるし一人暮らしさせてたよ?でも実際にラブコメ展開が起るとは思わないじゃん?っく……あれ涙が」
「父さん何泣いてるの?!ったく、父親の威厳も何もあったもんじゃないな」
「ラノベ書いている父親にいつから威厳があると錯覚していた?」
確かに最初から威厳とかなかったわ。息子にハーレムは良いぞ?とか言ってくる父だからな。あるわけないわ。
「あ、八重さんお帰り。変なことされなかったか?すまんな?」
「ううん、大丈夫!」
妙にテカテカしてるし、母さんはにっこにこ……それは八重さんの写真取って満足したからかもだけど、いやな予感するわぁ、怖いわぁ。
「大丈夫よー?ちょーっと連絡先の交換と色々話しただけだから」
「それが怖いんだけどな?で、いつ帰るの?」
「もちろん、遊んでから帰るわよ?」
「彩雫、マリンパーティー買ってあるじゃん」
「こないだ友達とやるためにね買ったばかりだから全然やってないけど」
「いいわねーじゃあ4人でやりましょう」
つまり、帰らないってことね?




