第1話: 予告の始まり
梓がアパートの部屋で掃除をしていると、古い木製の机の引き出しの奥から小さな箱を見つける。興味津々で箱を開けると、中には小さく折られた365枚の手紙が入っている。最初の手紙には「1月1日」と書かれており、中身を読むと「赤いハイヒールを履いた女性が君の前に現れる。彼女は始まりの鍵を持っている」と書かれている。
その夜、梓が地元のカフェで友人の真由美とお茶をしていると、突如、赤いハイヒールを履いた女性が店内に入ってくる。女性は梓のテーブルに近づき、「あなたが手紙を見つけたのね」と言う。真由美は戸惑うが、梓は手紙の内容を思い出し、女性に「あなたは何を知っているの?」と尋ねる。
女性は自分の名前を「蓮」と言い、昔このアパートに住んでいたと語る。彼女はある日、同じように365の手紙を見つけ、それに導かれるまま1年間の冒険を経験したと話す。そして、梓に「始まりの鍵」として小さな古いキーを渡す。キーには何かの文字が刻まれているが、読むことはできない。
蓮は去っていくが、梓と真由美は手紙とキーの謎を解くための冒険が始まることを感じる。家に帰った梓は、次の日の手紙を開けることに決める。