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【第三話】全ての始まり①

みなさんはVtuberやってみたいですか…?自分はそこそこ興味はありますが、

やっぱり見ている方が楽しいのかな…?なんて思ったりしてます。

今回もみなさんの楽しい暇つぶしになることができれば幸いです。

AM6:00、枕元に置いていた相棒のスマホ君がやたらでかい電子音を鳴らして起こしてくる。

こんな小さい身体でよくまぁこんな大きい音が出せるものだ。


俺は無意識のうちに伸ばした右手でアラームを止め、起きる……わけもなく再び寝た。

こうやって二度寝というニートの特権を駆使して毎日幸せに生きている。

『仕事がない日は全力で楽しめ』父が昔から言っていた言葉である。

……多分仕事を持っている前提に言った言葉なのだとは思うが。




そして二時間後のAM8:00。普通の人たちは学校や仕事へ行く真っ最中の時間に起床。

窓を覗き、出勤するどこかのサラリーマンを仕事へ行く代わりに見送ってやる。


今日の配信はPM7:30から。なかなかに時間が余り過ぎているため俺は軽く散歩に出た。


昨日は雨が降らないか本当に心配だったが、

俺はこうみえてどこかの某元テニス選手の熱血男並みの晴れ男なためもあってか、天気は快晴。

しかし近所の犬には吠えられるわ、勝手に俺の身体を登山してきたアリが

顔面に登頂した瞬間に噛み付いてくるわ、身体は重いわ(物理)こんな悲しい散歩

あっていいのか。


「ふぅ…。」

俺はベンチに腰をかける。座ったことにより自分の情けなく飛び出た腹が視界に映る

のが悲しい。いつからこうなったんだろうなぁ、と腹をさすりながら。





昼ごはんを購入し帰宅した俺は、今日の配信でプレイするゲーム、

「ぴーぺっくす」というFPSゲームを始める。


「なんでそこボタン反応しないんだ!!クソッ!!!」

「なんでこういう時に限って無駄に反応いいんだよ!!」

「このクソゲーがよ!!!!!!」


これが国内屈指のメスガキVtuberだと誰が想像できるだろうか。


ある程度慣れた頃には、配信予定30分前のPM7:00になっていた。


PCを起動させ、配信準備は万端だ。

そしてPM7:30、配信時刻になった瞬間に配信画面に切り替える。


待機がすでに2万人いる。俺が配信を始める前から自らの人生を削ってまで

俺の配信を待ってくれている人たちを画面の向こうで拝みながら。


元気よく今日もスタートする。


「よわよわ奴隷のみんなこんにちはぁ♡飼い主様のとうじょぉだよぉ♡」


○は?

○????

○お前誰やwwwwwwww

○どうしちゃったのカナ⁉️

○初見です!

○↑お前最悪のタイミングで来たなwwww

○声どうした??

○きも

○きもちわりいwwww







え………………まさか。

俺は慌ててボイチェンを確認する。



…ボイチェンが……起動して……ない…?



やらかしって誰しもありますよね。

毎回見てくれる方本当にありがとうございます!おかげさまでモチベも保てています

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m


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