夏の残るところへ
どこかに置き忘れてしまった
すぐに気づかないところが
いまの僕らしい
見つけようとしても
面倒になって
つい、おろそかになってしまう
「努力家だね・・」
小学生の時に
そう言われたこともあったけど
自分の決めたことだから、
あきらめずにできたんだろう
僕は、控えめな夏を過ごしていても
相変わらず、みんなとおんなじように
暑さに向かって
文句を言っている
ただ夏の匂いが過ぎ去ることが
さみしいから
後悔する前に
出かけてみようと思ってる
キミを誘ってみて
まだ夏の頃が残るところへ
出かけてみよう
キミに会って
話をしているうちに
どこかへ置き忘れたものは
すぐに思い出すことができた
キミの笑顔に助けてもらった
そう思う
これからキミと
夏の残るところへ
新しいモノを
見つけに行こう