《2話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。
《真鳳を転送した後》
「無事に転送出来たな」
すると、爽やかイケメンの後ろに1人の男が現れた。
「行きましたね。神王様」
「そうだな……」
「それにしても、何故あのような嘘を?」
「俺が最高神って言った事か?」
「そうです。貴方は、最高神よりも遥か上に存在する神、神王なのですよ?」
「いいじゃあん。次に会った時に、本当の事話せば」
「そうですけど……」
「それより彼のステータスだな。なぁ」
「何でしょうか?神王様」
「【超越神】という神を知っているか?」
「いえ、聞いた事がありません」
「だろうな。お前生まれて何年だ?」
「5000年は経っていると思いますけど、何故そんな事を?」
「実はな、超越神という神は嘗て2人いたんだ」
「2人……ですか?」
「そう、その超越神2人は全ての神、即ち俺も含めて、全ての神の超越した神、それが超越神なんだが既に2人の超越神は死んだ」
「何故死んだのです?」
「それはな、1人の超越神が闇に堕ちたのだ」
「闇にですか?」
「あぁ、その超越神は、力を求めし過ぎて堕ちたのだ。そして、もう1人の超越神が闇に堕ちた超越神と戦い。そして、相打ちとなった。」
「相打ちですか……」
「そうだ、2人の戦いからもう1億年だ」
「い、1億年ですか!?」
「あぁそうだ。この事を知っているのは、俺だけだろうな」
「なるほど。ですが、何故先程の少年のステータスを見て超越神が、出てくるのですか?」
「それはな、彼のスキル、魔法に超越と言うのが、あっただろ?」
「はい、確かにありましたけど………まさか!?」
「そのまさかだ。良いか超越神は、スキル、魔法に超越というがあるんだ。そして、彼、冬城 真鳳君のスキル、魔法にも超越というのがあった。即ち彼は超越神の生まれ変わりだ。」
「超越神の生まれ変わりですか!?」
「あぁ、だが超越神であった頃の記憶は彼にはないようだ」
「そうなんですか……」
「よし、仕事に戻るぞ」
「あ、はい。分かりました」
《フォレス王城のとある部屋》
床に倒れている少年少女が目お覚ます
「ん〜…………何処だろ?」
1人の少年がそう言うと、他の少女も目お覚ます
「此処どこなの?」
「本当に何処なのでしょか?」
此処が異世界かっ……
「皆様お目覚めになりましたか」
ドレスに身を包んだ美少女がそう言う。
「あ、貴女は?」
真鳳の友人である吉田 聖平がそう聞く
「申し遅れました。私は、フォレス王国第一王女シャルティア・フォレスと申します。どうぞお見知り置きを勇者様。」
そう言うと聖平は、シャルティアの虜になっていた。それもその筈何故なら、シャルティアの容姿は、綺麗な金髪に、真っ赤な瞳そして、スタイル抜群なのだ。そんな美少女に虜にならない奴は、いないだろう。
「ちょっと良いですか?」
そう言ったのは、真鳳の幼馴染みの女の子の、神崎 雪美である。
「何でしょうか?勇者様」
「その、勇者って私達只の高校生ですよ?何か勘違いしてませんか?」
「勘違いではないです。何故なら私が皆様の世界から召喚したのですから。」