《11話》
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。
「着いたな。よし、まずユリスを屋敷に置いていかないと《転移》」
《真鳳の屋敷》
真鳳は、ユリスをゆっくりベッドにおろし、転移魔法で大和王国に向かう
《大和王国》
「よし、殺るか!っとその前に、大和王国の国王に10億の魔物が侵攻中って報告だけしておくか《転移》」
《大和王国 王の間》
「どうなされますか、国王陛下。あと2日で、第一王女様が17歳の誕生日。それにこの世界では、17歳までには結婚しないと一緒独身のまま一生を遂げるんですよ」
1人の青年が、5、60代の男にそう言う
「うむ、紅花は自分より強い者でないと結婚しないと言っておる。そんな者、この国にはいないぞ。どうする、紅花より強い者など世界最強の冒険者の【SSSランク】の者でないと勝てないと思うぞ」
「どうしましょうか…………」
国王と青年が悩んでいると
「よっ、着いたな。………アンタが大和王国の国王?」
黒髪の青年が聞いてくる
「い、いかにも。儂が、大和王国38代国王 大和・フォード・善だ」
ふぅ〜ん。フォードって事は、この世界の人間と地球から来た人間が作った国って事か
「貴様!何処から入って来た!」
「何処からって、転移して来ただけだけど」
「転移って、まさか転移魔法っか!?」
「まぁそんな事よりさ、俺が此処に来たのは一つ国王に報告をしに来たからなんだ。」
「報告?」
「そう、報告」
「ふむ、報告っか。して、何の報告だ?」
「この、大和王国にもうじき10億の魔物が侵攻して来るっていう報告」
「じゅ、10億の魔物だと!?」
「そんなの有り得ん」
「まぁ信じるか、信じないかは、国王次第だな」
「どうなされますか、国王陛下」
「………………………………ガルゼファル騎士団をだす」
「……………はっ!」
青年は、国王に頭を下げて王の間から出ていく
国王1人にして良いのかよ。
「えっと………名は何と言うのかね?」
「俺か?………俺は、冬城 真鳳。異世界人だ」
「い、異世界人とな。我が王国の初代国王が異世界人であるが………まさか、御先祖と同じ異世界人にあえるとわ」
「そ、そうか。それじゃあ俺も行くわ」
「うむ、わかっ……………ん?行くとわ?」
「だから、俺も行くんだよ。10億の魔物の超軍勢の戦場に」
「………君には力が有るのだね」
「何でそう思うんだ?」
「実はな、初代国王が神から授かったスキルがあるんだ。そして、そのスキルを代々継承して来た」
「初代が神から授かったスキルっか。それって何だ?」
「それはな、【真実眼】っという。効果は、相手の嘘を見破る事ができ、相手の強さがオーラの色で分かる」
なるほどな
「で、俺はどうだったんだ?」
「うむ、無色、いや、白だな」
「白?」
「うむ、白だな。そして、初代国王が残した。この真実眼の説明を残した書物によれば、白は、最強の色。」
最強の色ねぇ
「そっか、それでか」
「うむ、先程真実眼を使い、オーラを見た時は目を疑ったぞ。何せ白は、超越神っという神が持っているオーラだと書いてあったからな」
超越神が持ってるオーラって白なのか
「なるほどな。もうそろそろ行くわ」
「あぁ、気おつけてな」
「あぁ。《転移》」
ありがとうございました。感想お待ちしております。