《10話》
更新遅れてすみません。
誤字脱字があると思いますが、よろしくお願いします。
「何処だ……此処」
真鳳は今、真っ白の何も無い空間にいた。辺りを見回していると、ユリスが隣で倒れていた。
「っ。ユリス!大丈夫か!しっかっりしろ!ユリス!」
ユリスを抱えて、呼びかけるが反応がない。すると、突然1人の男が現れた。その男は、真鳳には見覚えのある男であった。
「大丈夫だ。俺の魔法で、彼女を眠らせてるだけだ」
「お、お前………あの時の最高神!」
「やぁ、久しぶりだね………真鳳君」
「あぁ、久しぶりだな最高神」
「その、最高神何だけどさ……」
「ん?」
「実は俺、最高神じゃあなくて最高神の更に上の神、【神王】なんだわ」
「は?最高神じゃあなくて神王?」
「そう、すまんな、騙していて」
「いや、それは良いんだが俺確か大和王国にある、学園に転移魔法で転移した筈なんだけど?何で此処にいるんだ?」
「あぁ、それは俺が真鳳君の転移する先をこの、神が住まう世界、【天神界】に変更させたのさ」
転移する先を変更出来るか。初めて知った
「スゲェな。流石、神だな」
「まぁな!」
ドヤ顔で言ってくる神王
「で、何で俺を天神界に転移させた訳?」
「実はな、真鳳君に言っておかないとダメな事がある。」
「言っておかないとダメなやつ?それって何だ?」
「うむ、実はな、嘗て力を求め、闇に堕ちた神、【超越神】という神の生まれ変わりの者が本格的に動き出したと情報が来た」
「あのさ、超越神って何?」
「超越神とは、俺ら神々を超越した神にして、最強の神、それが超越神だ」
「最強って事は、あんたでも勝てないのか?」
「無理だな。俺は、神の中でも神位は最高位だけど、俺が何億といても超越神には勝てない」
もぉそれチートじゃね
「スゲェな。超越神。てか、何で俺に言うの?」
「それはな、真鳳君が超越神の生まれ変わりだからだ」
……………は?
「何言ってんの?俺が超越神の生まれ変わり?意味分かんねだって超越神って1人だろ?」
「誰が超越神1人と言った。超越神は、2人いる。真鳳君、君はもう一人の超越神の生まれ変わりだ。だから、君にこれだけは言っておく。闇の超越神の生まれ変わりには、気おつけろよ」
闇の超越神。力を求め、闇に堕ちた神っか
「わ、分かった。それでさ、その闇に堕ちた超越神の名前とかあるのか?」
「あるぞ」
「マジで!?教えて!」
「お、おう。闇に堕ちた超越神の名は、【厄災神皇 イゼル】が名だ」
厄災神皇 イゼルっか
「それと、もう一人の超越神の名だが」
「あぁ、俺が生まれ変わりっていう超越神か」
「そうだ。そして、その超越神の名は【全能神皇 ヴァリオン】それが名だ」
全能神皇 ヴァリオンっか、かっこいいな
「てか、どんな風に動き出したの?」
「どんな風?そうだな、ちょっと待ってくれ」
神王は、何やら光る球体をみる
「分かったぞ。今は、大和王国に向けて10億の魔物が絶賛、侵攻中」
…………は?10億?大和王国に?侵攻中?
「それマジで?」
「マジで。リーダーは…………なるほど、邪神皇帝だな」
「邪神皇帝?何それ?」
「うむ、邪神皇帝とは上位神の邪神を1億体融合して生まれた神、それが邪神皇帝だ。まぁ、イゼルの生まれ変わりに操られてるみたいだけどな」
「なるほど。それじゃあ大和王国に戻してくれ」
真鳳は、ユリスをお姫様抱っこする。そして
「了解した。《転送》」
気おつけろよ、真鳳君。
ありがとうございました。感想お待ちしております。