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一話 未来の日本

西暦2×××年、日本政府はとある問題を抱えていた。



少子高齢化により日本人の人口は減り続け、外国人の移民により日本人の仕事は取って代わられ日本人の非正規雇用者は増え低所得の家庭には経済的に厳しく自らの子を高等教育機関に送る事が出来ずその子も低所得家庭となり・・・という「負のスパイラル」が起こっていた。

これに対し日本政府は若年層への経済的支援を強化する法案を提案、しかしながら選挙権を持っている高齢者の多くの反対、また若年層の投票率の低下からこの法案は長らく採決されないままだった。

多くの予算は高齢者への介護福祉、年金へ当てられ若年層への予算はどんどんと削られていった。

さらに国債も増え続け、国も打開策を考えた。

残念だがこの日本と言う国は資源は無といって等しい、あるとすれば使い道の少ない石炭があるばかり・・・だがそれも廃坑となり大分たっている。

ふと読者の方が思うのはメタンハイドレートなど海底資源だがこれらは近隣諸国との相次ぐ小競り合いにより進出は難しいと難色を醸し出している。日本の高官達は頭を抱えていた。


そんな時、O県県北にある神社で大事件が起こった。地震の影響でもなく山中にぽっかりと穴が開きその中には見たことの無いような世界が広がっているというのだ。しかも『異形の世界』が!


当然ながら国は警察、自衛隊を派遣し調査兼警備を実施した。当神社があった山は範囲5キロ四方を囲むように配置、空域に入ってくるあらゆる航空機等を迎撃する等戒厳令に近いような物が発布された。

こぞってメディアはそれが何か政府や関連機関に問い合わせたが

『政府の公式発表を待て』

この一点張りで何も得る事は出来なかった。それでもメディアも負けじとハニートラップなどあらゆる策をもってしてスクープを物にしようと事を起こした。だがそれが裏目に出てメディアの差し出がましい行動に有識者達は怒りを覚え一時メディアへの信用はガタ落ちしてしまったのはお笑い種となった。


そして大事件勃発から2ヵ月後、政府からの公式発表が大々的に報じられた。その話題は現代の人で知らない人はいない、時代の転換点だった。



当然ながら俺もそのニュースを見ていた。

どんなことが発表されるんだろうテレビを食い入るようにその発表を心待ちにしていた。祖父なんかは

「戦争に踏み切るんじゃないだろうな」などとぼやいていたが今の時代どこの国と戦争しても意味は無いと俺は知ってる。中学の公民、高校の現代社会で嫌ほど覚えされられた。

「日本の敗北」によって新憲法が~の件はもう聞き飽きた。これ以上大きい物は無いだろうと高をくくっていたが・・・












『わが国に異世界へ通じる穴が発見されました』


これにはさすがに俺も参った。

どうも信濃です。最近肌寒くなってまいりました。今回の作品は数学の授業中に閃いた作品です。

そして「これおもしろいな」っと思ってくださった方申し訳ありません。誠にありがたいことですがこの作品・・・不定期投稿なんです(いや自分の他作品もそうか・・・)

時間があれば色々投稿していこうと考えています。

この作品もそうですがなるべく携帯で読んでいる方に読みやすいように段落を変更しています。

是非ご愛読のほどをお願いいたします!!


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