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能力の優と劣  作者: 俊
序章:始まりの一日編
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[序章-弍:遭遇《Encounter》]

評価、ブクマ、レビュー、感想、アドバイス、コメント、誤字脱字の指摘していただけると嬉しいです。(^_^)

————所変わって第4職員室

「あっ、雫!……もしかして雫も呼び出しか?」

一馬は雫を見つけて、申し訳なさそうに尋ねる。それに対して雫は頷く。

「……雫と2人揃って呼び出しか、多分あのことだよな…」

何か思いつくことがあるようにたずねる。

「にぃ、それ以外無いよ?」

雫が鋭く切り返す

「うっ、そう断言されると心にくる…」

そんな会話の後、兄妹は第4職員室に入る。

『失礼します』

2人の声が完璧に揃っている。

「来たか、何で呼び出されたかわかっているな?」

少し威圧的な先生の声。

「はい、すいませんでした!」

一馬が雫の前に庇うよに、立ち謝る。


———2時間と少し時間は進む

「よし、話は以上だ、3日以内に反省文書いて先生の所に来い」

先生の命令だが、それは同時に解放されると言うことでもある。

『はい、失礼しました』

兄妹は第4職員室を出る。

「はぁー、最悪だ言い訳通じねーし、おとなしく遅刻するべきだったか?これ?」

一馬が尋ねる。

「にぃ、仕方ないよ先生にバレないようにはできないよやっぱり、遅刻してても怒られたし一緒だよ」

優しく慰める雫。一馬は

「優しいな雫は。じゃ、帰るか」

と問う。雫は頷く。

兄妹の家のある優能力者学園生徒居住区の東ブロック4-2だ。まぁ簡単に言うと優能力者学園の東の方に住んでいるということだ。

家までは徒歩35分程度かかる。

優能力者学園は山を切り崩して造ってあるので、帰りが遅い日は約7分は人通りが少なく、暗い道を歩く必要がある。

「やっぱ、暗いな〜、雫大丈夫か?」

雫は反応しない。何かを感じているようだ。

「あの〜雫さん?どうしました?」

心配になり一馬はたずねる。

「にぃ、前に人が…」

それだけなら普通だが、様子が違う。

「見つけたぞ!朝見た能力者!」

痩せた男が兄妹を見て叫ぶ。

次回 戦闘《Battle》


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