神風のタク!!??
「!?大将!」
「?貴様!神聖なる決闘場を汚すか!?」
「知るか、来た方がいいと思ったから来た、なぁキヨモリ?」
「知らぬ、『良い』という概念が我らにあるとでも?」
「そうでやがりました!棺屋、感銘を受けます!!!!」
苛立ちのあまり唇を噛み締めたのは、呪皇のミナモトである。怨念が今までよりもそれは、ただの、怨念の神、疫病神に言うに相応しく、加えて、キヨモリまでもが邪気を放ち始めたが、その前に、タクが嘲る。そのまま「どうぞ続けてください!こっちはこっちでやるので・・・・」
「大将、任されました!」
「ふん!貴様も後で塵も時空に残らないと思え!!!!」
「ん?中瀬古家のか・・・鹿ヵ谷の陰謀者か・・・死にまくれ、冥府でも死ね、とりあえず、本能は貴様を拒否している」
「恐いのか?源氏の総大将とあろうともお方が・・・・・」
「恐い?恐怖を知らねぇ、恐怖を幻と断ずるそれを弱いというだろうかな・・・・・・・・だが俺は強い、だから勝つ、恐くない、勝つのだからな!!」
それを見て嘆息をしたキヨモリは
「ミナモトの、しばらく見ぬうちに、短気に昏たな・・・・」
と言った。
「短気?違う、ただただ、憤怒してるだけなんだよ!キヨモリが生き残っているからなぁぁ!!!なんで平氏の中瀬古も生きているんだよ、お前は生きていちゃいけねぇだろうよぉオ!!!」