用語解説
三世界にある技術や力。
そんな物の解説。
<三世界関連>
【ウェルファンプール】
既にある元素を研究・開発する科学技術がメインの世界。
実流や沙奈たちの世界で、魔法や魔術の技術・概念はあまり普及されていない。
【アンウィルプール】
無から何かを精製する魔法技術が流行っている世界。
魔術師連合の本拠地がある。
科学技術や信仰魔術も一応は存在する。
【ウォルテスプール】
強大な存在を信仰することにより、存在から魔力を授かる信仰魔術が幅広く普及されている世界。
仮面舞踏会の大半はこの世界の出身。
【次元間空間】
多次元混乱宇宙ともいう、三世界の間に存在する虚数空間。
移動する際は航次元間船や狭間の回廊を使用しなければ、並大抵の人間では消滅してしまう。
【航次元間船】
次元間空間を移動する際に使われる飛空船。
艦船や客船等、種類は様々。
【狭間の回廊】
次元間空間を移動するために次元そのものを捩曲げて作る穴。
<遺産>
【遺産】
魔法で作られたアーティファクト。
物によって効果が様々。
【星の涙】
シリアルAからシリアルZまで合計26個作られている。
どんな願いでも一つずつ叶えられる。
26個全て集めれば、世界を破壊したり創造したりすることも可。
ウェルファンプールの主が作った遺産。
【トライゴッド】
3冊の魔導書で、それぞれ『空』『時』『宿命』を司り、それぞれには管理人格が宿っている。
アンウィルプールの主が、『神の書』を元にして作った
管理人格は、神の一部を用いて作ったクローン。
【神の書】
神が人間のために用意した本。
上記のトライゴッドの力を合わせた存在。
【魔導反応炉】
アンウィルプールに住んでいた女性魔法科学者・本田奈緒が原案を考案した魔力反応動力発生装置。
現在使われているのは、奈緒式を佐竹神楽により、安全性、安定性、出力コストなどを改良された神楽式と呼ばれる物が主流。
仕組みは魔力変換装置『回転動力変換器』を利用して、『魔力飽和棒』に小魔力を当て、大魔力を発生させる形を採用している。
<技術>
【科学技術】
まさに読者の世界の技術。
【魔法技術】
無から存在を生み出す技術。
魔力を用いて攻撃する際も、無からエネルギーを精製することにより行うため、魔法として扱われる。
【信仰魔術】
強大な存在を信奉し、強大な存在から魔力を授かる技術。
召喚に関しては、『強大な存在を信奉し、その存在を呼び出す』とし、一応は信仰魔術として扱われる。
【ルーン魔術】
何かの媒体にルーン文字を刻むことで、魔力を生成させて攻撃や補助に使うという技術。
合一魔術も可能で、例えば、炎と青の合一魔術にすれば、青い炎を放つことが可能となる。
【時空結界】
領域内の時間と空間を切り離し、魔力を持たない者の動きを止める。
<アイテム>
【楽浄壇】
聞こえは良いが、仮面舞踏会のギルド≪ウェルダ教≫が用いる都市魔術の一つで、一つの都市の歩行生物(いわゆる動物)を、魔力そのものに分解する魔術。
仮面舞踏会が、これを狭い範囲で、魔力ではなく心とノワールに分離させるものとして使うこともある。
対象となった地は、「無を信奉するウェルダ教にとっては極楽浄土という見解」なので、「極楽浄土となった、広域祭壇」ということで、「楽浄壇」と呼ばれる。
祭壇自体は真っ黒。
【闇水晶】
人の心を集めるために仮面舞踏会が使う黒い水晶。
小さいものだと見せ続ける必要があるが、大きいタイプは祭壇と一体化させることにより、特殊な領域を発生させ、その領域の中の人の心を集める。
心を奪われた生物は、闇の存在ノワールに変貌してしまうが、心を回収している最中は闇水晶の破壊により元の生物に戻すことができる。
【暗黒生命体制御装置】
ノワールを集団化した際、効率よく制御するために作られた司令塔。
その用途に応じて、統制専用型や戦闘機能搭載型、広域統制特化型など、様々な種類の個体が存在する。
あくまで、集団統制用なので、少数のノワールには直接命令した方がリスクも低く経済的にも良い。
【移動式要塞】
魔術師連合が所有する航次元間艦隊や、仮面舞踏会の本拠地である城など、多次元混乱宇宙を移動するための要塞。
要塞の名に恥じない強固な装甲や武装を施してあるのが殆ど。