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それは突然に…
今日は4月1日、入学式だ。
俺は如月悠。成績に運動神経が平均並の極々普通の高校生だ。
「あぁ、空と桜が綺麗だ。まさに妹の入学を祝福してくれてるようだ。」
空は澄み渡り、桜はひらひらと舞っている。
この景色いつ見ても綺麗だ。
「なにを気持ちワルイこと言っているのですか、お兄ちゃんは先輩となるのですからしっかりしてください。」
横に立ち、俺をジッと見つめている、幼さを残した可愛らしい顔に腰まである銀髪を後ろで一本にまとめた、この可愛い子は妹の如月沙耶だ。
「それより、お兄ちゃん早く行きましょう！初めての学園なのですから！」
沙耶は楽しそうに学園へと走り出す。
俺はそれを追って走った。
キィー！
それは横断歩道を2人で走ってる時に聞こえた。
音に気づき、横を向くと目の前にトラックがあり
突然目の前が暗くなった…
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