寮
遅れてすみません！
それとメインヒロインであるシェリルの名前を香織に変更し、登場人物の名前を日本名で統一しました！
「ここが秋斗くんの部屋よ」
授業が終わり、燿子おばさんと再び合流した俺は学園と提携している寮に案内された。
「あっ、ちなみにだけどここの寮は2人１部屋だからね。基本的には仲のいい人や面識のある人と同部屋になるのよ。でも、秋斗くんは事情が事情だしペアが見つからず1人で住んでいた部屋があるのだけれどもその部屋の子と今後は一緒に住んでもらうわね」
俺は誰と一緒であろうとあまり関わらない方が良いだろうと思いながら部屋のドアに手をかける。
「えっと....その子の名前はね....か」
燿子おばさんが何か言い終える前にドアを開ける。
んんんんんんんんんんんん？？？
バタンッ！
今のは....見間違えでなければ女の裸だ...
一瞬ではあったものの純白の肌に引き締まったウエスト、決して巨乳とは言えないまでも弾力性を持っていそうな胸、それに女性特有のシャンプーの匂いが鼻をくすぐってきた。
俺は深く息を吸い、もう一度楽園への扉を開いた。
「最低ね」
今度はタオルを巻いた女がどす黒い声でそう口にするとドアを閉め鍵をかけた。
「香織ちゃんね。男子と女子が一緒に住むなんて特例だけど祭典のペアでもあるみたいし仲良くね。ただプライバシーには気をつけてって....もう遅いみたいね」
呆れた声でそう告げた。
うん、整理するとこうだろう。
おそらく入浴直後のタイミングで部屋の扉を開けてしまったと....
でもさ....普通の女子なら顔を赤く染めながら"キャァァァエッチーーー"とでも叫んでビンタの1発でもしてくるのではないだろうか？
それに比べてさっきのあのどす黒い声....めちゃくちゃ精神に来ましたね、はい....
『テンプレみたいにデレてください』
そんな感想を抱きながらその夜は部屋の扉を開けてもらうことに費やしたのだった。
感想、意見、評価、ブクマよろしくお願いします！
次辺りで香織視点書くと思います。
