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ひとつ

作者: 竜崎 詩音

あれを知ってる人がいる

あれを知らない人もいる


私は知らない人を知らない

知らない人は私を知らない


言われて気づくことがある

言われず気づくことがある


私は言われて初めて気づく

言われず気づく貴方に気づく


これを感じる人もいる

これを感じぬ人はいる


私はこれを深く感じる

言っても感じぬ何故か解らず


こんなことも知らないの?


言われければ気づけない?


考えずに感じてみろ


ねぇねぇそういう貴方に聴きたい


貴方の知ってるその色は

貴方が気づいたそのことは

貴方が感じる感情は


貴方だけの大切なモノ


自分はこう 教わった

自分はあれに 気付かされた

自分もそう 言われてきた


それは本当の

貴方が知って

貴方が気づいて

貴方が感じたもの

なのかな


言いたいことは分かってる


でも一つの変化は無限に広がり

全てを換えて一つになる


今の貴方はホントにアナタ?


自分を知って

自分に気づいて

自分を感じて



見てご覧。

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