表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私選和歌集  作者: 如月瑠宮
源氏物語より
68/73

須磨

見しはなくあるは悲しき世の果てをそむきしかひもなくなくぞ経る

 かつてお仕えした方は亡くなられ、生きている方は悲しい身の上。出家した甲斐も無く泣き暮らしています。


※藤壺の歌で「見しはなく」は桐壺院、「あるは悲しき」は光源氏の事。




唐国に名を残しける人よりも行方知られぬ家居をやせむ

 唐の国にその名を残した人よりも、行方も知らぬわび住まいをしなければならないのだろうか。


※唐国に名を残しける人は屈原だと思われる。重用されていたが、陥れられ流浪の身となり、最後には自ら命を絶った。都を追われた自らと重ね合わせた光源氏の歌。




故郷をいづれの春か行きて見むうらやましきは帰る雁がね

 故郷を何時の春に見るだろう。羨ましいのは帰って行く雁です。


あかなくに雁の常世を立ち別れ花の都に道や惑はむ

 思いを残したままの雁は常世から立ち別れますが、花の都への道にも迷うでしょう。


※光源氏と都へと帰る頭中将の歌。後に政敵になりますが仲の良さが感じられます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ