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大伴黒主
咲く花に思ひつくみのあぢきなさ身にいたつきの入るも知らずて
咲く花に思いを尽くす身の味気無い事よ。身に病が入るのも知らないで。
※鳥の名前である「つぐみ」を歌の中に詠み込んだ二首の内の一首。つぐみ以外にも「あぢ」「たつ(づ)」が詠み込まれています。伝不詳な彼ですが歌は素晴らしいと私は思っています。
その様、いやし。言はば、薪負へる山人の、花の陰にやすめるがごとし。
その歌の様子は、卑しい。言わば、薪を負う山人が、花の陰で休んでいるかのよう。
※「よぼよぼな爺さんが美女を連れている」みたいな事でしょうか。たまに居るから分かりますよね?




