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準備

「そ、そういえば1時間目は何だっけ?」

私は話題を変えようとしてみんなに聞いた。

「え~と」

里香が確認しようと後ろを振り向いた。

肝試(きもだめ)大会(たいかい)の準備」

え…?

私は声がしたほうを振り向いた。

「ありがとう…覇井咲くん」

「別に」

(めずら)しい」

?…何で珍しいんだろう。

「なっ!?何だよっそろいもそろって」

『別に?』

――――キーンコーンカーンコーン

あ、鐘鳴っちゃった。

――――ガラッ

「はーい。連絡通(れんらくどお)りこの時間は学年対抗(がくねんたいこう)肝試し大会の準備をします」

準備かぁ~…何をするんだろ。

「今日は肝試しを(とも)にするペアをくじ引きで決めたいと思います。男女で1ペアなんですけど、男子が一人多いので1ペアだけ三人になります。では、誰からでもいいのでくじを引きに来て下さい」

先生がそう言うとみんな続々(ぞくぞく)とくじを引きに前へ行く。

「私たちも引きに行こう」

「うん」

「はーい。こちが男子用で、こっちが女子用よ。紙に書いてある番号が肝試しをする順番ですからね」「何番かな?」

「あまり離れてないといいね」

私たちはそれぞれの席についてくじ引きの番号を見た。

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