1/5
プロローグ
ここは、マジックワールドと呼ばれる世界。
この世界の中で、私、西条仔己芦は生活をしている。
ここがマジックワールドと呼ばれている理由は、魔法使いが住んでいるから。
私もその魔法使いの一人。
魔法使いにはランクというものがあって、それは1~10まである。
いや、正確には0も…ある。
この世界の隅には、サイエンティストタウンと呼ばれる町がある。
ここにいるのは、ランク1以上になれなかったランク0たちが住んでいる。
ランク1以上になれなかった恨みなのか、その人たちは科学者になってマジックワールドに反発している。
数々の試作品を作りだして…。
話を戻すけれど私のランクは9.
この世界に十人いないらしいんだけど…。
ちなみに、私は自分以外のランク9を一人知ってる。
私の一番の親友で、名前は水野里香。
頭が良くて美人で正直者で、とっても優しい。
だから、男子からも女子からも人気が高い。
でもすごく鈍感。
私はこのまま平和なマジックワールドが続くことを願います。