第30.5話
「そこは危険だ!」
フルブーグが叫んだまさにその瞬間、頭上の雪の塊が爆発し、大量の雪がコロークの頭上に降りかかった。
「うわあああっっ!!!」
コロークはようやく危機が迫っていることに気付いたのか、急いでジェットブースターを起動した。しかしあまりにも遅すぎた。コロークが退避する前に、無情にも雪はコロークの上に何十にも積み重なった。
「コローク!!」
コロークと付き合っていたベリニアが駆け寄ろうとするも、フルブーグが力ずくでベリニアを止める。この星の雪は生きている。一度捕まえたコロークを逃すことは決してない。駆け寄っても意味はない。
「ベリニア、諦めろ。しょうがない」
「う……うう……」
「指示を無視して入り込みすぎたのが仇となったな」
「……黙れ」
「ベリニア?」
「黙れクソ野郎っ!!!!!」
ベリニアは絶叫し、フルブーグを思い切り吹き飛ばした。
「全部お前のせいだ! 攻略を急いで休憩の時間を短縮した! コロークの優しすぎる性格を利用して過剰に仕事を回した! だからコロークは過度に疲れてた! 雪を回避出来なかったのも疲労のせいだ! 全部……全部、隊長のお前のせいだ!」
ベリニアはボルトソードを抜刀してフルブーグに斬りか




