第26.5話
「雲の上の男と文通? 恋に落ちた? 馬鹿なんじゃないの?」
アドメーはアドレーを睨みつけながら冷たく言った。アドレーは拳を握りしめながら下を向いている。
「心ここに在らず、って表情が最近多いと思ってた。まさかそんな事情だったなんて。雲の上の世界の人間なんてどうせロクな奴じゃない。今すぐ絶交して」
「ちょ、ちょっと待ってよ! 勝手に決めつけないでよ!」
アドセーの冷たい物言いに、アドレーは思わず反応して声を張り上げた。
「決めつける、決めつけないの問題じゃない」
「その通り。雲の上の世界に関心を持つこと自体が間違いだって言ってるの。分かる?」
「分からないよ!」
アドセーは語気に怒りを滲ませながら返す。
「ブルージは私の孤独に寄り添ってくれた! 私はそんなブルージのことが好きなの! 好きな人と距離を縮めたいと思うことの何がいけないの!」
はああ、とアドメーは深く溜め息をついた。
「頭がおかしいみたいだね。もういい、お父様とお母様に全て言いつけるから」
「え!? それは駄目! 待って! やめて!」
「待たない」
「駄目っ!!!」
部屋から出て行こうとしたアドメーにアドセーは思い切り抱きついた。
「離れて」
「離れない! お父様とお母




