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第13.5話 

「父さん! 見てくれ! 上級魔法のアクアベルブルージェだよ! 頑張って練習したんだ!」


 俺は杖を思い切り振り上げた。すると杖の先端から水流が迸り、揺らめく水が上空で巨大な弧を描いた。


「嘘……ミルーサ、いつの間にそんな魔法を……?」


 母さんは驚愕の表情を浮かべている。無言で見守る父さんの顔にも、ほんの少し驚きの色が浮かんでいるように見えた。


「一生懸命練習したんだ! ドルージュ先生や友達に付きっきりで教えてもらった! 応援してくれる母さんのために、そして父さんを見返すために、頑張ったんだよ!」


 俺は声を張り上げ、父さんを睨みつけた。


「父さん! 俺を認めてくれ! 俺は父さんや母さんと違って低級の水の魔法しか使えないけど、努力してここまで出来るようになったんだ! 頼む! 俺を認めてくれ!」


「そうよあなた! ミルーサはひたむきに努力してきた! もうこれ以上ミルーサにきつく当たるのはやめて! 私の大切な息子をこれ以上傷つけないで!」


 母さんはぼろぼろと涙を流しながら叫んだ。父さんは目を瞑り、何かを考え込んでいるように見える。俺と母さんは父さんからの言葉を待った。程なくして、父さんは目を開けて口を開いた。


「……ミルーサ、私はお

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