後日談 2
閲覧ありがとうございます。
立つ鳥跡を濁さず、と言うので―――自分の中で社会人として、できる範囲のことはやったと思う。
ずっと前に借りっぱなしになっていた勉強用の本も返した。最後に仕事に行った日には菓子折りを持って挨拶して来た。その団体のホームページに掲載していた私のプレゼン資料と動画も削除してもらった。元友人から紹介された団体へは顔を出していないけど、もう少し落ち着いたら挨拶がてらこの仕事を辞めたことを報告に行こうと思う。
あとは、向こうのミスで会費の引き落としの終了が一か月ずれた。滅茶苦茶陳謝してます体のメール来たから、一緒に辞める同期にも聞いてみたら、その人の所にも同じようなメール来てたみたい。「これ絶対向こうが忘れてたんじゃない?」「確かに、忘れてそう(笑)。」って話をした。
それから、最後の仕事とその前の仕事で公民館を借りたんだけど、公民館の使用料もこちらで立て替えておいて下さいって言われたから立て替え払いしたんだよね。その後で領収書と公民館の使用許可証を渡しておいたんだけど、こちらから請求するまで立て替えた使用料を払ってくれなかった。請求しなかったら、払わなくて済んでラッキーって思ってそう。その話を同期に話したら、同期の方はもっと酷かった。同じ団体が借りた場合は、その月の最後に使った人がその会場の使用料を一か月分まとめて払うという会場の規定があるので、同期の場合は他の人が使った分の会場使用料と冷暖房費も合わせて立て替えていたらしい。同期も、自分から請求しないと立て替えたお金を払ってくれないって言ってた。いくら人手が少ないからとはいえ、法人がそんなことやって許されるのかねぇ?
そもそも会場もNPO法人の名前で借りてるけど、借りた会場の中でやっていることって、営利団体の活動だよね?中の人同じだから仕方ないのかもしれないけど、集客イベントはNPO法人が主催して、そのあとのセールスは営利団体として動いてるから、NPO法人の事業だと思って契約したのに話が違うって言っている人もいたらしい。
この団体のやることなすこと全てがグレーゾーンというか黒色に思えてきて、私自身が耐えられなくなったのも、辞める原因の一つになったとは思う。もう、こんな団体の片棒を担ぎたくない。いや、片棒を担いでいたこと自体が私の黒歴史に追加されたな。
とまあ、色々あったけど、無事に手伝っていた仕事は辞めることができた。辞める時に、自分達に不利にならないような内容の契約書を向こうが出してきたのには笑ったよ。雇用契約とか業務委託とかの契約書は全く書かないくせにね。まあ、しばらくこの仕事はやらないから向こうの出してきた書類にサインしてやった。
辞めようか迷っていると相談した友人にも、無事に辞められて良かったね、と言ってもらえた。仕事柄顔の広い人だから、私が仕事をしている間黙ってくれていたその人絡みの黒い話も少ししてくれた。その友人も、仕事柄お客さんとして接しなきゃいけない立場だから大変だとは思うけど、仕事なら割り切れるのかな。
あとは一緒に辞めた同期と慰労会をすることと、前に辞めたスタッフに会いにに行くのと、厄払いに行く位かな。今はちょっと別件でバタバタしてるけど、落ち着いたら辞める時に書かされた契約書の控えを持って労働相談に行こうと思う。
うん。約半年間、私、本当によく頑張った!
これにて完結です。
元「友人」の立場から見たら全く違う世界が見えているのかもしれませんが、この話はあくまでも「私」の立場の物語として終えたいと思います。
今回も最後までありがとうございました。




