第一話 ウサギに届く手紙
地震の経営するカジノの休憩室にくつろぐオーナーに届く手紙
「皆様ご覧下さいませ!こちらが我が社の新商品です!」
テレビでは、大量のカメラの中商品の機能などを実演しながら説明する声が大きい男が写っている。男はテレビを見ている人に対してわかりやすく説明しているが残念ながらこの部屋の主はテレビをつけてはいるが新聞紙を読んでいる。この部屋の主はコーヒーを飲みながら読んではいるが新聞紙は一枚もめくられていない。
「オーナー、荷物と手紙がいくつか届いてますよ」
マスクをつけた女性が荷物を抱えながら部屋に入ってくる。さながら、仮面舞踏会のような奇妙なマスクで顔が隠されている。ディーラー風の制服を着ているため店の従業員のようだ。オーナーと呼ばれた部屋の主は新聞紙をたたみ荷物を受け取る。
「ありがとう。そろそろ上がりでしょう?その荷物置いたら着替えて上がっちゃっていいわよ」
「ホントですか!、それじゃお疲れ様で~す!」
お疲れと一言言いオーナーは従業員に見送り置いてある手紙と荷物を確認している。
「コレは雷門の翁から…例のバッテリーが入荷したのね後で伺いに行きましょう。これはラッキーからか…小箱で来たかぁ後でいいや。これは…誰からだ?差出人が書かれてないなぁ。」
手紙を雑に開けると折られた紙と一枚の写真が封入されていた。写真には【XXXX、12,25、13:55】と記載されたとあるガチャボックスが写っていた
拝啓、強欲と暴食様
此度は唐突なお手紙に謝罪申しあげます
今回はとあるご依頼をさせていただくお手紙を書かせていただきました
キャンディーマシーンという機械があるのですがそちらを破壊して欲しいのです
こちらは小型化された薬を作り出す機械となっております
唐突なご依頼ではなりますが報酬はちゃんと払わせていただきます
詳しい内容は港の倉庫でお話しさせていただきます
青の兵士より
「この写真がそれか、というか依頼ねぇ。受けて無いんだけどなぁそれより正体なんでバレてるのかなぁ?そこまで公言してないんだけどなぁ」
部屋には手紙をひらひらさせながらコーヒーをすする女性に、商品を売りつけるために宣伝するテレビ。
大量に積まれた手紙や空箱や未開封な箱が大量にあり狭い空間をオーナーはくつろいでいた。
「まぁ行ってみるかコレも気になるし」
写真を睨みコーヒーをすする音が響く




