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プロローグ
我々はこの世界を本当に理解出来ていると勘違いしていた。
「兄ちゃん、そんなに筋トレばっかりして楽しいの?」
弟の翔太が聞いて来た。ふっふっふ、そんなの愚問だな。
「ちょー楽しいぜ、やればやるほど成長を感じれるからな。」
翔太がふーんと興味がなさそうに本を読み始めた。
「翔太はもう少し鍛えた方が良いと思うけどなぁ」
「嫌です。鍛えた所で使う機会がないから。」
勿体無いなぁ、鍛えればモテると思うんだけどぁ
筋トレが終わって水分を取ろうとしたら、突然足元が光始めた。
「なんだこれ!? おい!翔太大丈夫か!?」
「兄ちゃん!僕の足元も光って・・・」
翔太が消えた!
そして俺の視界も霞始め・・・
気がついたら・・・・知らない森にいた。
近くに弟の翔太はいない。
初めての小説です。暖かな目で見守って下さい。
もしよければコメント下さい。