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ザ コース オブ ライフ TEARS OF THE SUN  作者: やましたゆずる
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「外伝」その1 暴かれた真実

打ち上げが終わり、この男が店を出るとありさと美咲と風花が三人並んで立っていた。「あなた、話があるから付き合ってくれない。長年のモヤモヤが今日で解けた気がするわ!」ありさは、目の脇をヒクヒクさせながらこの男の目を睨んだ。「話は後ですっから、ついて来て。」ありさは、この男の目を見て微笑んだ。途中、レジェンドの前を通るとお客が20人程並んでいた。その中にバンドの男子3人が居た。「お疲れ様!飲んで行くんですか?楽しんでください。」この男は三人の顔を見た。「気にいったんで楽しんでいきます。四人はどちらへ。」朝日奈がこの男に声をかけた。この男は目配せをした。美咲と風花の行きつけのバーゴールド・ブラックに付いた。この男も一度だけ練習の時使わせてもらった。飛田の息子の経営するお店だった。ドアを開けて四人は店に入った。「いらっしゃいませ!」オーナーの声が誰もいない店内に響いた。美咲と風花は、右手を上げてアイコンタクトで挨拶を交わした。この男とありさは「こんばんわ」オーナーの目を見た。「今日は御苦労様でした。この界隈では赤間川さんたちの噂でもちきりですよ。」オーナーがこの男の目を見た。四人は、店の奥のボックス席に座った。「私、ギムレット。」美咲が叫んだ。「私はカシスオレンジ。」風花が叫んだ。「私は赤ワインボトルで。」ありさが叫んだ。「自分は瓶ビール。」この男が叫んだ。「ありかとうございます。少々お待ち下さい。」オーナーも叫んだ。オーナーはシェイカーを振り始めた。「俊ちゃん。今日の演奏最高だった。また、あのバンドで演奏しなさいよ。ヤマト楽器もどって演奏活動すべきだわ。綾美優衣がいなきゃよかったのに!なんで彼女がいたの?」ありさがこの男を目を見て褒めたとおもえば、最後にいちゃもんを付けた。「ゆいちゃんか?暇だったから来てもらった。最初はアンコール曲だけの約束だったんだがサックスも2曲軽くやってもらったんだ。ホイットニーヒューストンとアース・ウィンド&ファイアーのアドリブ良かっただろ。歌も最高だっただろ?」この男は、綾美優衣をもちあげた。それが逆にありさの心に火を着けた。「何よ。彼女の方もっちゃて!あなたは、あの女と出来ていたんでしょ!それがここに居る三人の見解よ。あの女、あなたを見る目がちょっと違ったから。怪しさプンプン丸よ。週刊誌の記事通りだったんだね。私も騙されたわ!今日は吐いて貰うわよ。」ありさは鬼の形相でこの男の目を睨みつけた。「正直言うと過去の事で終わった話。ツマミ食い。デビューの時、ヤマト楽器の本部長と密約があったらしく、デビューさせるから、処女をくれと。あの時、楽器店、本部と一悶着あって、大変だったんだ。優衣本人は、嫌だって約束を反故しちゃた。デビューしないなんて言い出す始末で。本部長はカーリングで有名な北海道北見支店支店長へ左遷されちゃうし。それから自分に抱かれたいって。「奥さんには悪いけどなんて。」お母さんからも頼まれて女の子の一生の問題だからって説得されて、自分もスケベ根性が出てしまって。週刊誌がそれを嗅ぎつけて楽器店からの内部告発だとか、誰だかは後で解ったけど。五島君だった。一年くらい付き合った。それだけ。これでいい?」この男はありさの目を見て頭を左手でかいた。「お待たせいたしました。こちらが美咲さんギムレットです。こちらがカシスオレンジ風花さんです。こちらが赤ワインボトルです。奥様ですか?初めまして!飛田の息子の一輝です。コルクはこちらでお開けします。ポンとワインのコルクを抜いてグラス半分に

赤ワインを注いだ。赤間川さん瓶ビールですね。グラスは一つでいいですか?」この男は手でオッケーの合図をおくった。オーナーは各自事にテーブルにドリンクを置いた。オーナーはシュとビールのセンを抜くとグラスに半分くらいビールを注ぎカウンター内に下がった。「ドリンク用意出来たから乾杯しましょ!赤間川さんの演奏最高でした。私感動してオシッコ漏らしそうに。でもちょっと出た。私も奥様同様に綾美優衣のあなたを見る目が今でも惚れてます。あなたが好きです。って語ってたわよ。今は付き合ってないのはわかるけど未練タラタラなんだね。私達はいろんな男を相手にしてお金稼いでるけど。男って一人の女じゃ物足りないだよ。うちら相手にしている男は奥さんがいたり彼女がいたりするもの。一人者が多いけどね。私達は女の敵ね。」美咲がありさの目を見た。「綾美優衣は今になっては芸能界ではさせ子で有名らしい。アイドルからオジサン俳優、芸人、裏方まで。一回30万円だって。安い方だよ。自分も大物女優からアクセスあったけど専務が全部断わってくれていた。芸能売春ってやつネットでよく取り上げられてる。信じられない。可愛かったんだが?」この男はみんなの顔を見てあたまを左手でかいた。「奥様さえ良ければ私も赤間川さんに抱かれたいな。お金かかるけど、赤間川さんならアフター無料でもいいよ。」今度は風花がありさの目を見てニヤリと笑った。「私達二人どちらが好み。3pならアフターだな。お店じゃ無理だわ。」美咲がこの男の目を見てニヤリと微笑んだ。「そんなコクな質問しないでくれないか?」この男は、美咲の目を見た。「あなた、この二人としたいんでしょ?顔に書いてある。この二人なら許すわよ。交換条件で二人のテクニックを見学させてくれないかしら。興味があって!この男の顔が見たいから。綾美優衣よりこの二人の方が良い女よ。」ありさは、美咲の目を見て微笑んだ。「それなら奥様も交じって4pなんてどうかしら。私のお店にはレズのお客も珍しくないのよ。私慣れてるから心配しないで。」美咲はありさの目を見てまた、微笑んだ。「3人か!薬処方してもらわないと。めったに出来る経験じゃないし。男冥利に尽きる。二人で話進めちゃていいの?風花ちゃんは?」この男は風花の目を見て微笑んだ。「私なら慣れてるから心配しないで!」風花がこの男の目を見てニヤリ笑った。「かずきちゃん。同じものモウ一杯。」美咲と風花が同時に叫んだ。「かしこまり少々お待ち下さい。」オーナーも叫んだ。「なんだか、おふたりは、面白いご夫婦ですね。普通なら旦那が浮気したら怒るでしょ!旦那が浮気している所見たいなんて言い出すし。」美咲がこの男とありさの目を見た。「うちらは、結婚前に女癖が悪いから。男癖が悪いからと納得済みで結婚したんだ。二人とも変態だし。だから怒ったりはない。それに私のおかげでこうしてサックスプレイヤーやってられんだから。」ありさは二人の目を見た。「それでは、奥様も浮気してるんですか?へぇ~!」美咲はありさの目をガン見した。「してる。確かに。前乗りで家を空ける時が結構あって電話すると留守の時が多い。若いツバメと遊んでるんだろうと思っている。お互い様なんだ。うちら夫婦は。」この男は二人の目を見て大きなため息をついた。「それで良いんですか?」風花がこの男の顔を見た。「いいんだ。お互い刺激にもなるし、離婚なんてナイナイ。」この男は風花の顔を見た。「私はこんな仕事してるからまともな結婚なんて出来ないなんて思っています。お互い干渉しない夫婦もあるんですね。参考にします。」風花がありさとこの男の顔を見てニヤリ笑った。「若いツバメと遊んでるから若さが保てているのよ。私もこの人も。そんなものでしょ!人生楽しだもん勝ち!」ありさは二人の顔をみて微笑んだ。「余計なお世話かもだけどあんた達も決まった男居るんでしょ!」ありさは二人の顔を覗き込んだ。「ぶっちゃけいるけど最低な男。お金せびりにくるわ何が欲しいとかそんなのばっか!」美咲がありさの顔を見て大きなため息をついた。この男は、ありさの空のワイングラスにワインを注いだ。ついでに自分のグラスにもビールを注いだ。そのタイミングでさっき二人が頼んだカクテルが運ばれた。「4pの話の成立に乾杯しましょ!」美咲が音頭を取った。「私、レズ用の良い道具持ってるから。私と奥様で。赤間川さんと風花ちゃんがつながっている時。赤間川さんと私の時は見学で。まあ、その時は適当に!なんか想像しちゃうな?」美咲がありさとこの男の顔を見て照れ笑いを浮かべた。「みんな。これで気が済んだ。優衣ちゃんの事は一通り話たが!」この男はみんなの目を見た。「私は。オッケーよ。凄い話なちゃったけど本当にするの?」ありさは少し戸惑った表情で皆を見つめた。「自分は、しなくてもお店に行けば会えるしどちらでも。ありさにこの二人ならお済付きもらったから。」この男は、余裕の微笑みを浮かべた。「私は興味があるわ。」美咲がこの男とありさの顔を見た。「私も!」風花が頷いた。「それじぁ!決まった感あるな。」ありさは少し複雑な表情を見せた。「人数増えても追加料金のないラブボ知ってるよ。以前男二人と3pの時使ったから。地雷踏んだな。こりゃまいったな。」ひとり乗り突っ込みをして、美咲がケロットした表情でみんなを見て頭をかいた。「そんなお金使わなくていいよ。家来れば。ベッド2つあるし。その分特別料金弾むからさ。マンションだけどみんなそんな喘ぎ声大きくないでしょ。」ありさは、みんなを見て大声で笑った。「日時は後で決めるとする。お開きにしょう。マスター、タクシー呼んで。」この男がみんなの顔を見た。数日後乱交パーティの日にこの男は口を滑らす失態をやらかす。盛り上がっていた時「あなた、優衣だけじゃないでしょ?白状しなさい。私も白状するから。みんなの前で白黒させようよ。」この男が美咲とつながっている時、それを見学をしながらこの男の目を見た。「他か?まず、優衣の後、風間雪絵先生とその後、水野咲良この子は処女だった。その後、篠田恵理子この子も処女だった。今も続いているのは杉本マネージャーかな!みんな望まれて断りきれなかった。処女好きの自分にとっては処女ホイホイ作動しちゃった。処女は匂いが違うんだ。興奮する。」この男はペラペラしゃべりすぎた。「今している美咲ちゃんはどうよ。」ありさがつまらない質問をして来た。「まだまだこれからだよ。男はイク時の何秒間が一番気持ち良い時なんだから黙ってて!」この男は美咲との行為を邪魔されてちょっと怒った。「あなた、風間先生としてたの?水野さんの娘さんと篠田さん杉本さんともちょっと出て来た名前にビックリだわ!」ありさは呆れた顔をこの男に見せた。「私は、若い子が好きよ。でもおねだりがひどくて嫌になっちゃう。おじさんの方がいいなぁ!ちょっとした変態さが興奮するけど満里奈ちゃんのお父さんとは長い。お互いオジサン、オバサンと続いちゃてるのね。不思議ね?若い子がいたのにね。」ありさは、ニヤリと微笑んでふたりの行為を眺めていた。この男は風花とつながった。ありさと美咲は美咲が用意した大人のオモチャでつながっていた。この男はありさとつながって、パーティは終了した。四人は流石に疲れはてていた。「コーヒーでも入れようか?ミルで豆か惹くね。コートダジュールのケーキとかいづかのやきいも買ってあるから食べて行ってね。午前中に買って来たやつたから。」ありさはリビングでくつろぐ三人に話かけた。リビングのテーブルの上にそれらを置いて、キッチンでコーヒー豆を惹いていた。「自分はペプシコーラ氷たっぷり。」この男がありさに声をかけた。「それくらい自分でやりなさいよ。こっちは豆惹くので忙しいから。」ありさはこの男に怒鳴った。この男はキッチンに入り冷蔵庫から氷をグラスに入れてペプシコーラのペットボトルを開けてグラスに注いだ。ヤカンが、けたたましい音で鳴り始めた。「みんな出来たわよ。お待ちどうさま。」ありさは、出来たばっかりのコーヒーを二人の前に出した。「あなたのも入れたから。コーラやめてコーヒー飲んで。」ありさはこの男の顔を見て、この男の前にコーヒーを置くと自分の分もテーブルの上に置いた。「これ飲んだら二回戦行くか?ありさと風花ちゃんのレズ見ながら自分は美咲ちゃんと口から二回戦。美咲から貰った薬が今でも効いていた。ムスコは元気だった。」この男は三人の顔を見渡した。みんなへぇ~って顔したがまんざらでもない目をしていた。「赤間川さんのデカちんだからあご痛くなっちゃうよ。自分でして頂戴?」美咲は完全に嫌な顔をした。「わかった。二人を覗いてる体でドアの後でやる。「杉本さんねアイパッドにはエッチ動画たんまりとストリーミングしてある。杉本さんとはそれを参考にしてる。近親相姦だったり人妻不倫ものだったり、シチュエーションを変えてする。なかなか興奮するだこれが!ふたりとも変態だから。だから切れないでいる。」この男か得意げにみんなの顔を見た。「あんたやっぱり変態だわ。」ありさがこの男の目を見た。「赤間川さん顔に似合わずやることはやっていますね。お話聞いて少し引いています。イメージくずれちゃた。やっぱり赤間川さん、美咲ちゃんとしたいんだ。ナンバーワンだからね。」風花がこの男を見て微笑んだ。「違うよ!さっき美咲ちゃんとしてる時、ありさが声かけて来たから集中できなかったから。風花ちゃんが嫌とかそんなんじゃない。わかってくれよなぁ!」この男は必死に取り繕ったがごまかされなかった。美咲としたかっただけであった。「ケーキ好きなの取ってください。お皿とホーク用意しましょ。」ありさは席を立ってキッチンへお皿とホークを取って各自手前のテーブルに置いた。「美咲ちゃんと風花ちゃんはプロだけあってテクニックが凄すぎた。こつちのタイミングに合わせて気持ち良い射精させてくれる。アソコもお口も最高。舌使いが微妙で。今までに体験した事なかったよ。驚いた。人気がある訳だな?それに磨き抜かれたあの身体ピカピカだもの…。」この男は三人の顔を見た。「赤間川さんも磨き抜かれた身体凄いですね。それにデカちんだし。ここまで大きい男初めてだった。奥様も身体の線綺麗ですよ。感じている時の顔がエロすきます。すいません。遊び慣れた感はありました。」美咲がありさの目を見て微笑んだ。風花も頷いた。「ちょっと休んでから夜のお楽しみと言う事でね。二回戦は!」この男が言うとありさがみんなの顔を見た。みんな一斉に頷いた。「一服したらお風呂入りましょう。ディナーは、うちが経営するステーキレストランを案内します。和牛ステーキでもハンバーグでもご馳走します。」ありさは二人の顔を見た。「すいません。ご馳走になります。ステーキレストランも経営してるんですか?凄すぎます。」美咲が微笑みながら二人の顔を見た。「今日のお礼は、特別サービス、口止め料込でひとり15万円で手を打ってくださる?ごめんね。綾美優衣の半額で!」ありさが二人の目を見た。二人は顔の前で手を横に振った。「いえいえ。貰い過ぎです。」風花がバツ悪そうな顔をした。「お風呂が湧きました。4時間保温いたします。」お風呂が入った合図だった。「どちらか先にお風呂へどうぞ!新しいタオルとパンティ洗濯機の上に置いてありますから。私のじゃ大きいかな二人ともお尻小さいし。」ありさが二人の目を見た。「今夜6時に4名予約入れてください。店長に伝えてください。赤間川です。」この男が電話口で係員さんに話す。「兄貴、電話変わった。今日は予約で満員なんだ。カウンターでもいいか?」賢人が言うと「かまわない。カウンター押さえておいてくれ。繁盛してなによりだ。今日ピアノ弾けるか?ありさも行くから弾いてもらえ。楽譜用意しておけよ。」この男は微笑みを浮かべた。美咲、風花、ありさと入り最後にこの男が入った。「面白半分満員でテーブル席取れなかった。カウンターでも良い?」この男が風呂から出て一番最初に口にした。そして、キッチンに行きペプシコーラを人数分入れた。四人は、お風呂に入り気持ちが良い汗を流した。「ちょっと早いけど行きますか?」みんな化粧もヘアメイクも終わりいつも見る三人になっていた。「たまには、ありさの35GTR運転させてくれ!」この男はありさの顔を見た。「あなたにはあの車は扱えないわ。処女の女の子じゃないんだから。あなたにはS2000くらいがちょうどいいの!」ありさはこの男の目を見てニヤリ笑った。「断られたから自分の青のカムリで行くとしますか!」この男はありさの目を見た。チクリと来たかと思った。全員エレベーターに乗り一階へと降りて4人は車に乗った。車を走らせステーキレストラン面白半分へ付いた。駐車場は満車だった。ちょうど空いている所を見つけバックで車を駐車した。「この店以前利用させてもらったよ。常連のお客様とアフターで!つくばに美味しいステーキ屋があるから是非と連れてこられた。ここ赤間川さんのお店だったんだ。常陸牛のヒレステーキ美味しかったなぁ!そのお客様とはその後レンコン畑の中にある土浦のラブホ街のホテルでつながってお泊りだった。」風花が思いだしたかのように早口でまくしたてた。「そうでしたか?ご利用有り難うございました。」この男は風花の顔を見た。「私は初めて!」美咲はボソリと呟いた。四人は車から降りてお店の自動ドアを開けた。「いらっしゃいませ!」従業員全員の声かした感じがした。女性の従業員が「社長こんばんわ!お席にご案内いたします。」バーカウンターへ案内された。従業員は、椅子を後に下げて席に一人一人案内した。「社長、奥様いらっしゃいませ。こちら二人の女性は見たことあるなぁ?土浦の高級ソープエレガンスのキャストナンバーワンの西園寺美咲さんとナンバーツーの一条風花さんですよね。いらっしゃいませ。会えて光栄です。いつもネットで拝見しています。緊張するな。この組み合わせなんなんですか?社長。」バーテンダーの郡司はニヤニヤしながら四人の顔をキョロキョロ見た。「自分ファン。嘘、ヤリとも。冗談。実物は綺麗だろ?したくなったら指名してお世話になってきなさい。」この男は郡司の顔を見てニヤリと笑った。「苗字、西園寺、一条って言うんだ良い家のお嬢様じゃないか?」この男は、二人の苗字に喰らいついていた。「赤間川さん。芸名よ。源氏名。本名は普通よ。本名は私は山本みどり、風花ちゃんは鈴木美帆。赤間川さんだって珍しいわよ。」美咲はこの男の顔を見た。「これは、本名だ。埼玉県川越市に流れている川からつけたらしい。全国で数件しかない。だから自分は川越生まれ。ありさも偶然に川越生まれ。」この男は美咲の顔を見た。「好きなの頼んでいいわよ。そのタッチパネルで。」ありさが横を向いて二人の顔を見た。「私は俄然、常陸牛ヒレステーキ。」風花がタッチパネルを押した。「私も常陸牛ヒレステーキがいいな!風花ちゃん、焼き方はミディアムレアでいい?」美咲が+1を押した。「うちらも同じにすっか!」ありさがこの男の横顔を見た。もう一度タッチパネルで常陸牛ヒレステーキミディアムレアを+2と押した。「何かお飲みになります。何でも作ります。」郡司は四人の顔を見た。「車だからノンアルビール。」この男が郡司の目を見た。「私は、運転しないから、グラスワイン赤で!」ありさが郡司の顔を見た。「私は運転だからオレンジジュース。私もおなじやつ。」風花と美咲が郡司の顔を見た。郡司は生オレンジを潰し始めた。「いらっしゃいませ。今日は満席でテーブル席が一杯でカウンターで申し訳ありません。こちらふたりは、初めてのお客様ですか?店長の赤間川です。いつも社長がお世話になっております。」賢人がわざわざ挨拶に来た。出来た弟だなってこの男は、心の中で思った。「賢人悪いこちらは二回目のご来店だ。」この男は風花の顔を見た。「すいません。気づかなくって。毎度ご贔屓に!社長は相変わらず綺麗な女性を連れてきますね。私なんか目の保養になります。ごゆっくりどうぞ!義姉さん。ピアノいつでも弾いてください。楽譜後でお持ちします。」賢人は、ありさの目を見て微笑んだ。「えっ!今の赤間川さんの弟なの?似てるし!痩せてますね。赤間川さんの筋肉無くした感じ。ビックリ!」風花が驚いた表情でこの男の顔を見た。「弟さんに店を任せているんですね。信頼出来る人がいていいですね。」美咲がこの男の目を見た。「そうだよなぁ!美咲ちゃんの言う通りだから自分は音楽に集中できるんだよ。」この男は美咲の目を見て微笑んだ。しばらくして女性従業員がありさの前に楽譜を4冊持って来た。ベートーヴェン、ショパン、モーツァルト、リスト。「こん中から選べってか?みんな難しいなぁ?」ありさは天井を仰いだ。「ありさなら簡単だよ!」この男が適当な言葉を並べた。「今日、奥様のピアノ聞けるんですか?」美咲がありさの目を見つめた。「変態のピアノ聞けちゃうよ。ラッキーだね。」この男がありさの目を見て先程の処女発言のお返しをした。「えっ!奥様変態なんですか?」郡司がそれを聞いていて聞き返して来た。「あっ!そうだよ。あー見えても変態なんだ。最近誰かサックス吹きにきてますか?」この男は、ありさの目を見ると同時に郡司の顔を見た。ありさは、怒った目をしてこの男を睨んでいた。「そういえば、篠田恵理子さんが綾美優衣の真夜中のドアを吹いて行きました。店長との婚約破棄の件があってからしばらくぶりでした。相変わらず綺麗です。サックスの音も上品です。僕、あの人好きです。ご褒美のステーキの食べ方も絵になるしここで食べてるしね。郡司さん、恵理子さんの職業知ってますか?歯医者の先生。◯◯町の篠田デンタルクリニック。齒のクリーニングだけでもいいから行ってみたら。白衣姿もソソるぞ。顔のこの辺まで恵理子さんの胸がせまって治療してくれるぞ。店長に遠慮しないで君アタックしてみれば。」この男は身体でジェスチャーをして郡司の目を見た。少しからかうように。「あなた、やっぱり変態ね。あなたの教え子でしょ!」ありさは少しだけ呆れ顔でこの男を見た。女性達三人はクスクス笑い出した。「自分がヤリ捨てた女なのに。」ありさが小さな声で二人に耳打ちをした。「郡司さんステーキ時間かかりそう?キッチン覗いて来て。ピアノ弾いちゃうから。曲、決まったショパンのノクターン第2番。」ありさは郡司の顔を見た。郡司はそれを紙にメモしてキッチンに行きそれを店長に渡した。「本日、お客様の中に赤間川音楽教室のピアノ講師、赤間川ありささんがお見えです。宣伝を兼ねてピアノのレッスンは赤間川音楽教室でみなさん是非勧めください。生徒は随時募集しております。それでは本日の生演奏はショパンのノクターン第2番です。ご清澄の程宜しくお願いいたします。」賢人の場内アナウンスだった。ありさが楽譜を手にピアノの前で立ってお客様に向かってお辞儀を深々とし、椅子に座った。鍵盤の上に手をのせて最初の音を出して、ありさは、ちゃんと調律してあるのがわかり安心した。賢人さん。有り難うと心の中で叫んだ。みなさん、何処かで一回は聞いた事があるメロディーなのか頷いているのがありさから見えた。「家では弾いた事ないんだぞ!無難な曲選んだな。やっぱりありさのピアノはいいなぁ!」この男はボソリと呟いた。曲が弾き終わると手内から一斉に拍手が鳴り響いた。「奥様。素敵すぎます。カッコいい!」美咲と風花が席を立って拍手でありさの顔を見て迎えた。この男も立って拍手をして笑顔で迎えた。郡司と女性従業員もカウンターの中で微笑んで拍手をしていた。四人は席に付いた。そこに料理が運ばれて来た。美味しそうな焼き上がりだ。そこにドリンクかスッと出て来た。。「お待ちどうさまでした。お召し上がりください。」郡司が四人の顔を見た。「いただきます。」四人は声を合わせた。「美味しいね?!」美咲が風花の目を見た。「風花ちゃん。変態のピアノどうだった?」この男は隣に座っている風花に尋ねた。「いやぁ〜どうも!変態なんて失礼ですよ。最高に感動しました。」風花はこの男に話かけた。ステーキを食べ終えると「まだ、薬が効いているから変態オジサンも歌うとすっか…」この男は郡司の顔を見た。「さっきからその変態変態ってなんなんですか?」郡司が四人の顔を見て不思議そうに尋ねた。四人はウス笑いを浮かべた。「そうか!気になるか?変態って変態言葉通りの意味だよ。郡司君には話せないなぁ!四人で墓まで持って行く話だから。」この男は郡司の目を見てニガ笑いを浮かべた。「郡司君、紙とペン貸してください。」この男は、紙に歌う曲を書いた。ビリー・ジョエルのオネスティ弾き語りで。「賢人に渡してくださたい。自分が歌うって。カメラで動画撮影お願いしますって!」この男は、郡司に紙を渡した。郡司は店長に耳打ちした。「社長もやってくれるのか?今晩のお客様はラッキーだな。郡司君カメラセット頼む。河北ちゃんにでもカメラ番させたら。木村君にスタンドマイク用意させて。」賢人はニヤリと笑った。「お客様、この店のオーナーのサックスプレイヤー兼歌手の赤間川俊が皆様にご挨拶がてら歌を弾き語りで披露させていただきます。写真を撮りたい方ピアノ前まで。」賢人がマイクで店内アナウンスをした。ピアノの前に人達が沢山集まった。スマホを片手に。この男がピアノの前に出て来るとシャッター音が鳴り響いた。この男が鍵盤に手を乗せ最初の音を出すと一斉に拍手が鳴り響いた。そして、歌を歌い出すとまた、黄色い悲鳴が響いた。演奏と歌が終わると拍手が鳴り響いた。ため息が漏れてこだました。その後ツーショット撮影会が始まった。写真を撮りに来た、お客様に「毎度こ利用いただきありがとうございます。」とひとりひとりに頭をさげてこの男は声をかけ、握手を両手でした。「この店、赤間川さんがオーナーだったなんて知らなかった。私、前からあなたのファンだったのよ。今でもですけど芸能界引退したって聞いていたけど。」30代位の女性に声をかけられた。「あら!嬉しいじゃない。ユーチューブ見てください。お願いします。登録してね。」この男は女性の目をじっと見つめて微笑んだ。「あらまぁ!赤間川俊に見つめられちゃた。嬉しい!」手で口をおさえて微笑んだ。「だから、事務所に所属してない分、こうして無料で歌えるんですよ。」この男は、彼女の目を見た。「あんた、赤間川ありさって、あんたの奥さん?良い女だね。ピアノの先生やってんだ?それにあんたの隣に座っているねえちゃんもふたりとも良い女だね。あんたの愛人か?」70代のオバチャンが横から口を挟んで来た。「そうなら楽しいんですけど毎晩。自分のファンなんですよ。」この男は、オバチャンの目を見た。「あんたが本気にさそえばイチコロだろうよ。それこそ身が持たないね。わたしゃね!若い頃はイケイケだったんだ。男からモテてモテて。」オバチャンは、この男にも色目を使って来た。おいおいと思った所に助け船が現れた。賢人だった。「従業員全員と写真撮ってくれないか?店に飾る。レジの後に。」賢人がこの男の目を見た。「いいよ。ピアノの前でどうだ。」この男も賢人の目を見た。全員に声をかけピアノの前でパシャ!はい終了。この男は、カウンターへ戻り、郡司さんに「ペプシコーラある?氷は3個でいいから、お願いします。」この男は郡司の目を見た。郡司は冷蔵庫を確認して「ありますよ。」郡司はこの男の目を見た。「なるはやでのどカラカラ。」この男は残っていたノンアル一気に飲み干した。「俊ちゃん。あなた、歌上手すぎるわ。ピアノは微妙に誤魔化して弾いていたな?」ありさはこの男の目をみてニヤリ笑った。「赤間川さん。変態の歌じゃないわ!流石プロ!」美咲がこの男の目を見て微笑んだ。「酷い言い種だな。変態の歌でオシッコちびらなかったか?」この男は美咲の目を見た。「変態の歌じゃちびらないわ。」風花をはさんでふたりで口げんかを始めた。「赤間川さん。二回戦どうします。私はどちらでも。」美咲がこの男の目を見た。「どちらでもだって!風花ちゃん。したけりゃしないって言えば美咲もカワイイのになぁ!一回戦目はデカちんに潮ふいてたじゃん。あん時の喘ぎ声マンション中に聞こえたぞ!今晩あの上に自分が寝るんだかをな。しっかり匂いつけて帰っていくんだな。その匂い嗅いでおくわ。」この男は、美咲の目を見つめた。「あら!ごめんなさい。変態さん。私としたことが恥ずかしい。」美咲はこの男の目を睨みつけた。「ふたりは、愛人関係なんですね?謎が解けた。でも奥様がいらぢしゃるし違うかな?」郡司は二人の話を聞く耳たてていたらしく。当たりでもハズレでもない推理をしてニヤニヤ話に割り込んできた。「はい。社長、ペプシコーラお待ちどうさま。」郡司は、この男の前にペプシコーラをスウッと出した。「私にも同じの頂戴。」美咲は郡司の目を見た。この男は、ペプシコーラを一気に飲み干した。「郡司さん。おかわり。」この男は空のグラスを郡司の前に出した。「赤間川さん。ペプシコーラにこだわる理由あるんですか?」美咲がこの男の目を見た。「コカ・コーラは苦手なんだ。ペプシコーラの方が美味しいまろやかで。女性も同じ、サディズムみたいにガツンと来るか、優しく来るかで違うんだ。だから自分はタイプは遠慮する。」この男は、理由のわからない理由をつけて美咲の顔を見た。「へぇ~!そうなんすか?」美咲は、質問の答えをもらっておいて気のない返事を返してしまった事に気づくとこの男との関係に遠慮がなくなっている事に気づいた。いつのまにかこの男に恋してる自分がそこにいたから。「風花ちゃん。二回戦は、赤間川さんと二人だけにしてくれない。後で三人で飲みに行く体で芝居をして話を進めてくれない?奥様の前で。私、今気づいちゃた。赤間川さんに惚れている事。土浦のラブホ街で降ろしてくれればいいから。」郡司に聞こえないよう耳打ちで話た。「わかったわ。赤間川さん。私より美咲ちゃんを気に行っているみたいだったから譲ります。今の彼氏とモメない?グレーゾーンの人でしょ?赤間川さんに迷惑かけないでよ。うまくやってね。出来ないなら今日は協力しない。また、後日、お店に来てもらえばいいじゃん。堂々とね。私は、そっちを推奨します。」風花は、美咲の目を見た。美咲も納得って感じだった。「わかった。お店に来てもらう。」美咲は風花の目を見てニコリと笑った。「話は終わった?何の話をしてたの?よからぬ事考えてない?」ありさが風花の目を見た。「いや、郡司さんと弟さんの事。ふたりとも独身かしらと思って!」風花はうまく誤魔化したつもりだったがありさにはお見通しだった。「今日はここで終わりますか?今日一日は内容濃かったね。ふたりとも独身たよ。二回戦は正妻の私か相手しますからご心配なく。勉強させてもらつたし。」ありさはふたりの目を見た。


今回のエピソードはこの男のグレイな部分にに迫りました。人間必ず表と裏がありますよね。嫌悪感がある表現お許しください。まだ、マイルドに書いたつもりです。あの人とはどうなったか気になるかたへ佐山さん。居酒屋の女将さん。真夏さん。山口さん。とは何もありません。レジェンドのかおり、イブも同様。

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