第20話
この更新をもってこちらでは打ち切りとさせていただきます(未完成なのは目をつぶってね☆)。
書き直しをしたこちらを見ていただけると幸いです。
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「……て、テスト…パイロット……!?」
松田は目を見張りながらそう呟いた。
『ま、性格と素行がアレだから上層部に嫌われてるけどな』
「性格と素行がアレってそこまで酷くはないだろ!?」
『事実だろぉ?ふざけてF-3試作機落として大尉昇格がおじゃんになったの忘れたとは言わせねぇぞ』
「あッ……それを持ち出すのは卑怯だぞこんにゃろーッ!」
松田が衝撃を受けて固まっている
、信司と三島は船内無線でそんな軽口を叩きあってる。
「……ってんなこと言ってる場合じゃねぇ。少尉、これで離陸準備ができてるか確認してくれるか?久しぶりに触ったからミスったかもしれないし」
「……えっ…あ、はい了解しました」
「よし、」
「新垣」
『お前らの任務は当艦周辺の哨戒だ。現状では敵味方の判断すら不可能のため基本的に戦闘を避け、当艦から離れないようにしながら極力様子を見るだけに留めろ。哨戒中の通信は代用としてこちらは信号旗又は手旗、そっちはモールス信号を使ってくれ』
「ラジャー」
『最後に一つだけ、多分お前らは"撃ち落とされそうになる"筈だ、気を付けろ』
「了解!……えッ?」
聞き返そうと思ったがもう遅い。ヘリはぐんぐんと高度を上げて既に艦内無線からは自動切断されてしまっている。
「最後のはどういう事なんだ……いくら何でも奴らに撃ち落とされるなんてヘマはしないぞ……」
「艦長、たまにああいう助言をして本当に当てちゃうんですよね……多分今のも何かあって言ったんだと思いますけど…」
「あの人は昔っからそうなんだよなぁ……何か問題があるとちょっと黙り込んで意味不明な指示を出したりするんだ」
「しっかしどうして俺が撃ち落とされかけるんだよ……あいつらはそんないい腕のパイロットを寄越してくるとでも言うのか……?」
そうこう言っているうちに




