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不愉快な冬 醜

その情報が入ったのは四月も半ばであった。

さっそく二人は行動に移した

殺人マニア現る

そんな見出しの情報であった

始めこそ、釣りかと疑ったが、

しかし その貉というハンドルネームの情報にいつも嘘はなかった

二人のうち、紗羅瀬だけが校内に潜入した

もう一方のヒルムは、情報を片っ端から集めだした。

いくらその校内に潜んだからと言って、その膨大な人数はもとより

それらすべての情報は簡単には集められない、

それをカバーするのが彼の仕事だ

ねーーもーーおきないんじゃない

ふい近くのアパートに帰るなり

パソコンとにらめ合っているヒルムに

そんなことを言うが

よほど信じているのか、うんともすんとも言わない

この少年はネットぐらいしか信じない、いびつな理想論者であるが

しかしそんなやつが信じたものは信じられる気もした

とサラセはハンバーガーをぱくつきながら楽しんでいた。


事件が起こり始めたのは校内ではなくちまたであった

その変死体はすぐにネット上で騒ぎになったが

しかしすぐにそれを題材にしたものはことごとく消され

それがまた陰謀ではとささやかれたが 

おかしなことに、どのニュース、新聞、雑誌にも

そのような変死体がちまたで流行っていると

取り上げている様子もなくすぐに

よくできたイタズラと言われて姿を消しえいく

しかしヒルムはそのコーピーした情報を読みながら

いささかできすぎた死体の様子をにらみつずけていた

事件が起こったのは深夜であった、

その高校の保健室で一人の女子生徒が殺された

ということになっている

というのも彼女のその死体は

全身の皮膚が茶色く変色し

硬くゆがみ、さらにはその体内の物質がどろどろに溶けていた。

それを見つけたのは、安藤(アンドウ) 晩太郎(バンタロウ)

この高校に三十年間勤務しつずけ現在の校長でもある

それは自殺にしては、異様な姿はその他の者にやられたというほうが自然と思われ、第一の容疑者に昨日喧嘩していた サラセが疑われていた。

いやーー参った参った

彼女はそう言いながら午後八時に警察署から自宅のアパートに帰っきた

それからというもの毎日仲間のギャルが変死した。

サラセは納得できない

どうしてあれほど厳重に警備しているのにこうも毎日人が、、、、

三人目の被害者が出たとき学校は閉鎖になり彼女は仕方なく自宅待機していた、

それはそんなぐだぐだに嫌気がさしたころ、ヒルムが立ち上がり、

犯人を見つけたと、

そのいつものばか生真面目な声とは違い興奮げに言ったのであった

深夜の学校にどんだけ防犯カメラを仕掛けても

なぜか置かれている死体

そこに入るのはまるで魔王の体内にでも突入しているみたいだと真昼はふと思ったが、

その前をあの女はいつもと変わりなく適当に歩いていた、

そのしゃんと伸びた背に一定の規則の足音が、月光の差す校内に響いた

ね――爆破しちゃおうか

それは珍しくヒルムにしてはいい加減な物言いだった

別に

それこそヒルムがそう言うならそれでも良いと思った

や――君たち夜のお散歩かい

それは中肉中背の四角い体にどこまでも

いつもなら 細い目が優しく見えるはずの

校長先生だった、

その鋭い目に無意識にサラセの体が動く、、

まずいかな  そんなことを思った

この瞬間なんとなくサラセは防犯カメラにそれが写っていないことの

理由がわかった気がした。

いつも校内にいるものなら何らかの仕掛けができるかもしれない

彼女はしかしそうとは思わない、   しかし何か引っかかった

彼は弱かったひどく弱い

彼女のただの鉛のような体当たりで

のびた、

えーーーとどうしょうかと思ったが道祖神昼夢の

まっいいんじゃない

の一言で置いておくことにする

でもあの死体ってどうやって作ったのかな

ふいにそんなことを聞いてみた

、、、、うつむいて爆薬のタイムリミットを黙々と仕掛けるヒルム

細菌

っえ その小さな声に聞き返すサラセ

またうつむいて作業をするヒルム

そういえば何で爆薬仕掛けるの、、、、その時だった

シュ~~~~ 

いきなり戸の隙間から煙が湧く

ウソだろ

急いで逃げようとするヒルムに対しサラセは

のんきに彼が仕掛け損ねたものを組み終えて

行きますか そう言って、窓を開けると飛び出していった

夏季草は部屋に入り驚く、

一分で人を殺し自らも死ぬウイルスで

死んでいるはずの二人がいない そしてそこには

裏ぎったなーーー

その声が真っ赤に爆発した部屋に響いた

彼は後ろを振り向きながらあの女の死を確認した

この爆発では死んだだろう 奴らは死体を確認する

彼は振り向きざまに ピストルを取り出して 

先にいる女のもとへ走り出す

その細い 自分よりも背の高い女の背に銃口を向けひきがねを、、、、

全ては彼女の自演自作にするつもりだった

だからこそトラブルが起こるのを待ち

その相手であるギャル殺し

容疑者の一人にした

防犯カメラはすべて嘘だ、 

実際は行われた犯罪も、彼が嘘をついていたのだから当たり前だ、

ネットの削除も、彼がやった、世間にばれるのはまずい

世間を使った人体実験、

この組織は世界中、どんなとこにでもいる

そして証拠は残さない、だからウイルスの死体を爆破というあら行事で消した、あいつらが裏切るのはわかっていた、

俺が寝返るとでも思ったのだろう

それもこれで終わりだ、

あいつの死体に遺言書を添えれば

その白い背中に男は引き金を

バ~~~ッン

女は振り向きざまに走った

殺気

その気配を感じた女は振り向きざまに走りヒルムの

頸動脈(首」に思いっきし

そこら辺の下手なナイフより切れる回し蹴りが

ヒットし、ぶっ飛ぶ小さい体、

それを見ながら彼女はアパートに荷物を取りに帰る

その頬に涙が光った気がしたが夜の月明かりなのかもしれなかった

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