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79 どうゆうこと?

 おとなしく(悶々としながら)待っていたら、やっとドアが開いて……。


 てっきりあの赤毛の男が来るんだと思ったら違った。

 無茶苦茶事務っぽい人がきた。

 どこがっていうと。

 黒縁の分厚い眼鏡、黒い腕ぬき、白シャツにサスペンダーまでして、髪の毛が七三分け。

 髪の毛の色が黒じゃなくて鈍い赤っていうのがなんだか残念である。


 まだ若そうなその彼が形ばかりの挨拶をしながら私の向かいのソファに座り、持ってきたカバンから書類とか筆記用具とかを出してテーブルの上に並べだした。

 その中に記述棒を見つけ頬がひきつった。 


 七三分けの人の準備が終わると面接と実技試験が始まった。 



 ドアの横に突っ立ったまんまの灰色の髪の男も無言のまま見てるだけだし。

 ………どゆこと?

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