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76 ぐぅ

 灰色の髪のせむし男は、いつの間にか部屋に居た赤髪で特徴の無い容姿の男性に部屋の外に放り出された。

「申し訳ありません。 彼にはキツく言っておきますので、この度の無礼はお許し願いませんでしょうか。 迷惑料としてこちらを差し上げますので、どうぞ今回の事はご内密に願いますか?」

 そう言って差し出されたのは、新品の記述棒だった。

 頬がひきつる。

「いえ、どうぞお気遣いなく」

 精一杯背伸びをして記述棒を遠慮する。

 

 ここで受け取ってしまったら……嫌な予感しかしない!


「それよりも、もう帰ってもよろしいでしょうか。 早く帰らないと、家の者も心配いたしますので」

 腰を上げかけると、ちゃんと送るからお茶でも一杯どうですかと勧められ。



 ぐぅー……―――――――

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