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46 車中泊

 いや、結構広い馬車だなぁとは思ってたんですよ。

 荷物を積んでも十分にごろごろできるスペースがありましたからね。



 そうか、荷台で野宿ですか。



 馬車の速度的に、次の町に着く前に日が暮れてしまいましてね。

 必然的に野宿ですよ。

 夕飯は家から持ってきたパンにハムとか野菜を挟んで食べた。

 お馬さんは草むらの木に繋いで、ラァトが荷台に厚手の毛布を数枚重ねて敷くと、周囲の木々にチョークのようなものでしるしを書いた。

 腰のベルトにつけている小さな革の袋から、小さな赤茶色の魔石をひとつ取り出し手のひらの上にのせ。

「”結界”」

 パキンと魔石が砕け散る。

 周囲に変化は無いようなんだけれども。

「魔法?」

 荷台に乗り込んできたラァトに尋ねれば、頷かれた。

「獣や野盗ぐらいならば退けられる。 安心して眠れ」


 獣も野盗も出るんですね……了解しました、安心して眠ることにします。


 旦那様(仮)が魔術師で良かったと思います。

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