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4 宿屋の女将さん

「マモたん、朝でしゅよー」

 甘ったるい声が耳元をくすぐる。

「マーモーたん、起きないと、おねえたんが一緒に寝ちゃいましゅよー」

 布団の端を捲られる気配。

 背後にぴたっとくっつく柔らかい体、そして私の寝巻きの裾から侵入する華奢な手指がくすぐったくて身を捩る。

「んーっふっふっふ、かーわぁいぃぃ」

 耳たぶをぱくっと咥えられ、甘噛みされるに至り意識が覚醒。

「……おはようございます…、女将さん」

「女将さんじゃなくて、お姐たんで、良いってばぁ」

 全力で拒否。

 愛妻家の宿屋の主人ごていしゅに締められたくないので。

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