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34 電池(?)交換

 その後大量の食料品を買い込み、帰宅。

 魔術師であるラァトを荷物持ちにしていたせいか、奇異の目で見られたが、気にしたらいかん。


 生鮮食品を水の魔石を使用した冷蔵庫に入れ、根菜類は木の箱に入れて冷暗所に。

 乾物も風通しの良い日陰にしまった。

 ここで問題が一つ。

「冷蔵庫、冷たくないんですけど…」

「ああ、魔石が切れてるからな」

 いや、切れてるからな、じゃないし。

 冷蔵箱を開けて上部にはめ込まれている魔石を取り出せば、3センチ程の大きさの水の魔石はすっかりその効力を無くし、良く磨かれた石に成り下がっていた。

「生憎と水の魔石の手持ちがないな、明日にでも買って来よう」

 いやいやいや! 明日って! 生鮮食品が腐りますがな。

 というかね、有るじゃないですか丁度良い魔石。


「ちゃららちゃっちゃらぁ~☆にじいろませきー☆」


 小袋から同じくらいの大きさの虹色魔石をとりだして、冷蔵庫の上部にはめ込む。

 冷蔵庫は一瞬身じろぎして、その後問題なく稼動した。

 よかったよかった。


「…………」


 背後でラァトが何か言いたそうな顔をしていた。

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