表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/108

23 実はおもてなしでした、とな

 結局のところ、おもてなしされてただけらしい。

 高所=良い景色を見せよう

 個室=ゆっくり休ませてあげよう

 お茶・お菓子=美味しいものを食べさせてあげよう

 とって食われるかと思ったから、ホッとしたが…。

「なぜ抱っこで運ばれてるんでしょう…。 私、歩けますよ?」

 お姫様抱っこじゃないだけマシかもしれないが、すれ違う人に振り返られて辛いです。

「歩幅が違いすぎる」

 コンパスの差はしかたなかろうが!

 身長147センチと2メートル近い大男じゃどうしたってサイズが合うわけがない。

「…大丈夫だ、まだ伸びる」

 それは、私がまだ成長するからがっかりするなと言ってるのか。

「伸びません。 もう、14歳の時に成長は止まりましたから、かれこれ6年もこの身長です」


 ぴたりと立ち止まり、私を見る魔術師の目が大きく見開かれた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ