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15 救出されて一息

 くっさい部屋から救出されて、この街の役所の一室で食事を頂いている。

 私より前に入っていた人で、かなり汚れてしまっている人たちはお湯を貰い体をきれいにして、簡素な服を支給されていた。

「ああやっぱり居た! 無事だったか!」

 やっぱり?

 声の方を振り向けば、うちの店の上得意であるあの大柄な魔術師が一直線に私に向かってきた。

 口に入れていたご飯を飲み下し、椅子から立つ。

「どうしたんですか? こんなところに」

「馬鹿がっ! 一人で外なんか行くからだっ!」

 え、え? 何で怒られてるの私。

 目を白黒させていると、目の前に立った大柄な魔術師に頭をがしがし撫でられた。

 なんで撫でられてるの私?

「無事でよかった」

 ひたすら撫でられる…頭がぐらぐら揺れて気分が悪くなりそうなんですが。

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