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第14話 分岐した世界線ッ‼

ぴんぽんぱんぼろろ~ん♪


『可愛いくて賢いロッテちゃんからのお知らせっ! ここから先は第10話から分岐した、ifストーリーだよっ! 別の世界線のお話として読んでみてねっ!』


 ……能書きなら、もう十分だ……


 追いたいヤツらの始めたTRAINING……


 ……YOU、気にするなよ……ただ走ればいいのさ


 感じるままに……それが男達のRULE……


ぴんぽんぱんぼおお~ん♪



 ※※※



「さぁ、選びなさい」


 ギリッ。僕は奥歯を噛み締め、カルボナーラのクリームで淡い黄色に染まった黒縁メガネのマッチョマンの唇を睨みつけた。


「カルボナーラさん。一つお聞きしたいのですが」

「何だね?」

「この棒付きキャンディを舐めなければ僕、いやこの惑星ホシはどうなるのですか?」

「ほう。良い質問だね」

 カルボナーラのメガネが鼻息で白く曇った。


『それって普通に疑問に思うことよね?』

「ちょ! ロッテはちょっと黙ってて!」


「榎田正一君。君は考えた事があるかい? なぜ人はこんなにも複雑な感情を持って生まれて来るのか」

「? 僕は榎田俊一です」

「そう……。正にそこなのだ。正一か俊一か。それが宇宙の真理を現しているだなんて、誰も思いもよらないのだよ」


(だめだ! 全く話の通じない人だ!)

 この場にいる全員がそう確信した!


「よく分かりませんが分かりました。僕は今、選択するしか進む道は無いという事ですね」

「その通りだ正一君」「俊一です」


 (どの通りだ?)

 エノ以外の全員が首を捻った!


「アイアンさん、僕は聞こえた気がするんです。深部筋肉群インナーマッスルの声が……」

 アイアンさんは揺るぎない瞳で僕を見つめてくれている。


「マリアさんのシーフードパスタを食べた時に、僕の筋肉は生きる人々の優しさで形造られているのだと、そう聞こえてきたんですッ!」

 マリアさんは目を見開いて驚きの表情を見せた。


(コイツが一番ヤバいんじゃないか?)

 カルボナーラを含む全員がそう思い始めた!


「だからロッテ。僕は決めたよ。いや、最初からそうするって決めていたんだ」

 僕は両手に持つ棒付きキャンディを思わせぶりに目の前に掲げた。


『へぇ? もう早くどっちか舐めたら?』

 読者さんも含めた全員が頷くのが視えた!


 これで僕たちの長い旅路も終わりか……。

 思えばすべての始まりは黄色いネズミの放つカミナリのような光……。

 僕を救ってくれたアイアンさんの黒光りした太い腕がの


『もう、ジレったいわね。あんたはこっち』

 ヒョイ、ぱくっ!

「あっ! むぐぐ!」

 ロッテに青いソーダキャンディを口に突っ込まれてしまった!


『こっちは変なオジサンが食べれば良いのよっ!』

 ヒョイ、ぎゅむっ!

「なッ! コラやめなさいッ!」

 ロッテが赤いイチゴキャンディをカルボナーラの口に無理やり突っ込んでしまった!


「「なっ! なんだってええええええ!」」






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