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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

水上様

作者: YPM

久しぶりに書きました。

 私の地元…小さい漁村の村には氏神様…地元の人達から水上さんと言われる神様がいらっしゃいます。

 神社には小さい公園があり、私も遊んでましたし、今も子供達の遊び場になっています。水上さんはむかしは水神様と言われていたのですが親しみやすく水上さんと呼んでいます。

 水上様は女性の神様らしいです。水、海の神様です。普段は大人しく優しい神様で昔、村の者が貧しくて結婚の資金を準備出来ないから助けて下さいと水上様にお願いしたら、翌日、宝くじで1000万円が当たったり、不治の病と医師から言われた子供の親が水上様に治りますようにお願いしにいったところ完治したらしいです。また、船が沈没した時に水上様を参っていた人だけが助かったとの話もあります。もちろん、非科学的な話でたまたまだろうと言う人もいます。あと、友達イケメンが水上様に参ったあとの試験は山があたりやすいといってました…w

  ただし、年に一度、6月3日だけは女性が境内、敷地内に入ってはいけないと決められています。この日は既婚じゃない男性だけが入る事を赦されます。理由は水上様が夫を探すかららしいです。何故、6月3日なのかは分かりません。

 4.5年に一度、6月3日に話を聞かない男性が入り亡くなっているそうです。女性の場合は相手の男性(彼氏、旦那)に不幸な事があります。中にはそれを目当てに入る女性もいますがそういった悪意がある場合は何も起きません。

 

 さて、私のおじさんが今から約20年前の高校3年生の時に6月3日に水上様を参りました。当時、おじさんの家は父親がリストラされて、母親も病気で入院し、おじさんは大学の受験を考えていましたが、家庭を支えるために働かないといけない状況でした。父親の仕事と母親の病気が良くなる事を祈り、おじさんは願掛けを兼ねてこの神社を参ったそうです。その晩、女の人が夢にでてきたそうです。一目で水上様だなぁ…とおじさんは瞬時にわかった…いゃ、理解したそうです。顔とかはよく覚えていませんが凄い美人との事でした(水上様は幼い少女の姿で現れるときもあれば年配の女性の姿で現れるときもあるそうです)…w

 水上様からは「ハァ〜、私の好みではないが今年一年はソナタに頼む。ハァ〜」と言われてました。ハァ〜とは何だよとは思ったらしいです。確かに当時のおじさんは小柄160センチくらいで痩せており、小学生にも間違われてました。


次の日からすごかったらしいです。

まず、父親の仕事がその日のうちに決まりました。その会社の社長さんはおじさんのお父さんをとる予定はなく、不採用にするつもりだったらしいです。ただし、社長さんのお父さん夢(社長さんのお父さんも1年間、水上様の旦那さんだったらしいです。)に水上様が現れて採用してくれ…不採用にしたらわかるよなぁと半分脅しみたいな感じで採用したらしいです。

 また、おじさんのお母様も急に体調が回復し、今でも元気に働いてます。

 おじさんも社長のお父さんに気に入られ(同じ神様の夫と言う事で色々と教えて貰いました。例えば、水上様の夫に選ばれると一年間は彼女(同性もダメ)を諦める事、下手に付き合おうとすればあなたではなく、相手の人が大怪我をする。水上様が夢の中でした要求には必ず応じる事、コーラ飲みたいから買って来てとかはまだ良い方でスマホやゲーム機を求められたりもしました。また、エッチな事がしたいとか言われたら夢の中とはいえ守らないと最悪死人が出るとの事でした)、大学の費用を支援して貰い無事に卒業させて貰いました。

 おじさんが霊媒師にみて貰ったら、神様だから私には払えませんと言われたらしいです。

 今ではなんと社長の娘の次女さんと結婚して子供を作り、何不自由なく、幸せな家庭を作っています。

 何故、こんな話をするのか…それは実は私が今年選ばれたからです!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます!

また、機会があれば書いていきたいです。

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