一瞬の魔法 永遠の魔法
雨音が強く響いた1日でした
朝に昼になんとが跳ね返していたストレス
泥濘みに嵌りそうになりながらも
跳ね返える雨粒のように仕事に家事に追われて
夜になって止んだ雨
アスファルトに散らばる落ち葉達
少し投げだされたような
その姿を街灯がライトアップしていた
光と影の照応が北風にありのまま吹かれて
少し震える
1日の擦り減らした記憶に
雨音が続く、心にまだ響く
(悲しみが消える)
そんな夜の雨音が虹の音だと思えるだけで
掬われるように笑顔になって
夜空の漆黒に溶けるような虹が浮かんだ
懐かしい懐かしい気持ちになって
込み上げる涙が虹の先へと運んでくれた
朝は薄いグレーがかった空に放たれた白い光が
微かな一筆のみずいろを滲ませていた