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四海兄弟  作者: 杜若表六
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 門前は深い霧につつまれている。辺りの景色は杳として知れない。

 その霧の中から、思いがけない、よく見知った顔が現れた。

 司馬牛は、山のようなお人が来た、と思うた。

 人は、孔子のことである。師を初めて見たときと、同じことをまた考えた。

 霧の中からその大きな体躯が姿を現したとき、

「やはり、師は巨大なお人であることだのう」

 と、思うた。

 だから、そのお人が腰から剣を抜いて牛に切りかかって来たとき、彼は心底から驚嘆した。

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