発生
たかしは言った。
「一旦世界破壊しとかん?」
老も若いも大群衆は
こんなに幸せな世界破壊するべきではないと語彙を強く言った。
「うーんでもさ、君たちさ、人間だけど人間味ないよね。なんか人間の悪いところを凝縮させたようなまあ、カスを凝縮させてかんじ?」
大群衆は騒ぐ。私ではない。あいつだ。など
「うーん、そんなところがダメなとこだよ。たかしポイント的になしかな」
大群衆は、沈黙した。
今まで気づかなかった自分の愚かさを痛感した。
「なわけで、世界破壊しまあ」
「ちょっとまった!」
そこに金髪の少年が立ち上がる。
「猶予をください!!僕らは人間味を取り戻したい!!!!」
たかしは悩む。ここで一回破壊しといて、もう一度作り直した方がノルマ的にはいい。
神株式会社に提出するノルマとしてがだが、今まで破壊してきてこのパターンは初めてだ。
それにまだ期限はある。
うーん、まあいっか。考えるのだるいわ。
「いいよ!いつまでがいい?」
金髪の少年はちょっと悩み言った。
「1000年下さい!!!」
たかしは
「まあ、千年ならいっか。じゃあ人類諸君!とりま人間味を取り戻してくれい!」
と快諾した。
それからたかしを祀った国。たかし帝国が発生した。
それから人類は輝かしい世界を築いてきたのだが………
突然空が黒く塗りつぶされ、「魔王」が発生。
魔王は人類に宣戦布告した。
「私はこの世界を乗っ取って、人間味を使い、新たな次元を開く!人間味が有ればどんなことだってできる!エネルギーを生成し、兵器に応用することだって! 人間味を全て私のものにする!!!」
たかしは悩んだ。
やべえ、ウイルスでてきたわ。
ていうか500年くらい見るの怠くて見てなかったけど、人間味ってエネルギー資源になってんの?
まじやば。絶対戦争ばっかしてたから、魔王が生まれたやん。しかたねえな。神らしく啓示でもしよっかな。
よし、あの金髪の末裔にしよっと。
そうして「勇者」が発生した。