表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

違う場所

人類は太陽系から3万光年離れた銀河系の中心にある惑星へと移住した。天文学的数

字の3万光年なんて簡単な数字に聞こえてしまうが、キロメートルに直すと(1光年=

30万キロメートル/s × 1年間の秒数{60×60×24×365}≒約946

0000000000=9兆4600億キロメートル なので)3万 × 9兆460

0億 = 283京8000兆キロメートルなんてゆう膨大な数字になってしまう。こ

れは暗殺〇室の殺先生がマッハ10で休むことなく飛び続けたとしても8999万92

3年かかってしまうのだ。だが、人類は科学の進歩により宇宙空間でのマッハ100を

実現し、約900年で移住地まで移動することができた。


それでもまだこれだけはかかってしまう。俺が読んだことのある伝記では「この計画に

あたり、地球を飲み込むような乗り物が作られ、船内では食料の製造、900年間様々

な命をのこすための子作り政策など未来の私たちのために残酷なことが起きていた。」と

書かれていた。

ここに存在できることに感謝をしなければ。


 両親は俺が1歳の時に俺を施設に預け、音信不通、生体反応消滅になってしまった。

だから俺は親の顔を覚えていないのだ。

そんな俺は18歳までの教育を受け、科学者として26歳になった今まで研究を続け多

くの科学品を発明してきた。その経験を生かして自分がためてきた全財産と全技術を詰

め込み、宇宙船「プトレマイオス」を作り上げ旅に出た。


 俺の故郷である第3惑星スカイ・シーから離れ、第1惑星モルデリックに降

り立った。

ここは人類がかつて住んでいた《地球》とゆう場所に最も似ているといわれている。

右には青色のサファイヤの様に下が透けて見えてしまうほど美しい「海」、左側には「町」、

その奥には「森」がある。とても自然豊かで楽しい場所であるに違いないだろう。


 今の時代の交通手段は基本テレポートである。21世紀に流行ったと言われている「ド

〇えもん」のどこ〇もドアみたいな感じで、町のいたるところに扉がありそこから自分

が行きたいほかの扉へと行くことができる。

建物は《スカイ・シー》と同じように「平成」とゆう時代のような建物だ。もちろん俺

はその時代を知るはずないが、中学生の時に授業で習ったことがあったのである程度は

知っている。その時代の建物の作りが最近は流行になっている。だから、今の時代は「科

学時代の平成」とも言われるぐらいなのだ。

瓦の2階建ての建物、平屋の建物は自分たちの好みに合わせて作られている。だが、ど

の建物の屋根にも人1人分ぐらいのあて物がついている。これは風力、光、熱、音、振

動をすべてエネルギーに変え、家一つ分の電力を数日分生み出せてしまうごく普通の装

置があることだ。


そして家の大きさが大体5メートル×3メートルであること。だから、見た目は大きい

家のプラモデルみたいな感じだ。だが、中はかなり広い。これもまた技術の進歩で、指

定した空間の「空間増殖」が可能なのだ。


 俺は旅に出たものの資金が少ないため仕事でも探そうと思うが、この年でアルバイト

だなんて……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ